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遅れてきたバレンタイン

それぞれのバレンタインを脳内で補完してみました。

【スリくろ編】
くろから手渡される乾パン(賞味期限切れ)。「他に何か無かったのか」と問われれば、「あるのは殺意だけだ」と返される。
もっとも何かをほどこすのにはそれなりの理由があるのだけれど、くろはそれを意識はしてないし、スリンガーも深く考えないのである。

【紋章編くろしろ編】
地球宮に届けられる、くろ宛の段ボール単位のチョコ。しろが羨ましそうに見つめるので、「お前も食べるか」と渡そうとして、くれた人の気持ちを無下にしてはいけないと取りやめる。
それを見て、くろも女性に興味があるのかと、もしやこの中に好きな人でもいるのかと興味津々のしろ。そこから「隊長にも好きな女性がいるらしい」と広まり、次の年には更にダンボールが増えるのであった。
さすがに自分一人ではどうしようもなくなったくろは、「一緒に食べてください」とプロポーズするのであった。

【Vくろあか編】
はいあーん
本部に差し入れに来るあか姫。義理なんだけど、と前置きして、くろに渡そうとするも、「得体の知れないものを持ち込むな」と咎められる。
包みを開けて、手に載せてみせると、腕をつかんで口に入れられる。
つまりは妬いてるだけ。

【双子編】
世のギャルたちからチョコをもらえると信じて疑わないジャック、そういやそんな日だったとカレンダーを見て思い出すくろ。
ふと『男同士はどうするんだろう』と浮かんだのだけど、お互いに贈ることを想像しまったことに、慌てて否定する程度には双子。末永く爆発しろ

【スリジャ編】
ジャックから手渡される乾パン(賞味期限切れ)。「他に何か無かったのか」と問われれば、「あるのは殺意だけだよ」と返される。
もっとも何かをほどこすのにはそれなりの理由がある訳でもなく、ただ反応を見て面白がりたいだけです。
なのに、既にくろが同じ事をしているので大して驚かれもせず、可愛くない双子だな、と感想を頂き、急にジェラシーを燃え上がらせるジャックなのでした。

【くろガイ編】
むしろくろから贈ってガイアボンさんにバレンタインの習慣を覚えてもらい、あわよくば貰おうという下心。貰う約束をとりつけた日には心の中でガッツポーズ。
だけどそもそもバース星とは年月の概念が違うのだった。

【スリガイ+双子編】
バレンタインの風習を知らないガイアボンさんから、どうにかチョコをもらおうとして、あれこれ思わせぶりに振る舞うスリンガー(ヘタレ)。しかしジャックがストレートにチョコをねだり、「バレンタインってなんですか?」→「なら一緒に作る?」の流れになって、ギリギリとジェラシーをほとばしらせるスリンガー(ヘタレ)。
チョコをもらおうにも、ジャックとの共同作業で出来たものなど、プライドの許さないスリンガー。傍目にくろは羨ましがりつつも構わずチョコをかじる。
ジャックと作ったものなんて要らないと突っぱねるけれど、「貴方用にも作ったのですけど」と包みを見せられ、「要りませんか?」と笑顔で迫られるので、「あー仕方ねーな貰ってやるよ」と、嫉妬心を湧き上がらせたことに柄になく照れるスリンガー。
当のジャックは、「バレンタインなんて企業の販売戦略なんだから(好意は素直に受け取っとけばいいだろ)」とあえての空気読まない発言をしてスリンガーとお約束のリアルファイトになる。
ジャックとしては、こうでもしないと貰えないとわかっているのだけど、結局二人をくっつける方向に動いてしまう自分が恨めしいのでとりあえず兄さんをおちょくって我慢する。

【しろジャ編】
お互い「貰えたらいいねー」と会話をするも、内心ジャックは冗談でもしろから貰えないかと期待している。
幸か不幸かお互いそれなりの数を貰い、「良かったねー」と会話をするも、しかししろから貰えることはなく、喜ぶしろを横目にうなだれるジャック。
落ち込むジャックに気づいたしろが、いっぱい貰えたからいいじゃないかと励まそうとするも、「数じゃないんだよ……」と更に落ち込む。
「じゃあお互いのはんぶんこしよっか!」で、間接的にも貰えた形に機嫌をとりもどすジャックなのだった。

【しろあか編】
まるで街頭のティッシュ配りのように、自然にあかは渡すものの、しろは心の底から大喜び。その様子に胸きゅんするも、その場で包みを開け中身を真っ先に食すしろに、デリカシーがないと前言撤回。
だけどおいしく食べてもらえたならいっか、と諦めるあかなのでした。

スリガイ前提のくろガイを推しとくよ

実はガイアボンさんとくろはビーダコップに入隊した頃からの知り合いで、時々無茶してはバース星で一泊して、翌朝本部へ出勤する息子くろをお見送りする母ガイアボンさん
の図が降ってきました(妄想です)。

最初くろもガイアボンさんが神様だと知らず、『母親がいたらこんな感じか』くらいにしか思ってないのだけど、後々事実を知って委縮することになります。
すごい罰当たり的な気がして、多少(当人比で)接し方が変わるのだけど、ガイアボンさんは至って普通の人っぽい神様だったので、敬意は払うけどあまり気にしないことになりました。

見た目からしてイケメンと麗しいお姉さん、あの身長差。療養先の管理人にしてくろにとっては恩人、仲間の大切さを諭してくれた人で、あのひねた性格のくろが素直にいうことを聞く相手。記号化しても、神様とあくまで人間としてのエリートの少年。
でもどうあっても思慕は届かないのですよ! だがそれがいい!

スリガイのターン! 03

ガイアボンさんは神格の精霊ですが、神故に価値観がやはり理解されがたいのではないかと思いました。

例えば、バース星が隕石の衝突などで生命絶滅の危機に陥ったとしても、その後に生命力の強い生物が誕生し、それが正しくバース星を発展させるとするならば、今絶えようとする生命を見殺しにしなくてはならない。
ガイアボンさんは優しいから何も感じない訳ではないだろうけど、それでも役務には忠実だろうから助けることができないのではないのかと。

助けたいのなら助ければいいじゃねぇかと、言われてもきっと彼女は助ける事が出来ない。
何故心のままにあろうとしないのかと、それが理解されないのではないのかなと。

『正しい進化の方向』というのはガイアボンさんの判断に委ねられている訳で、見方によっては(かなり言い方が悪いけど)間接的に『支配』しているように思えるかもしれません。

スリンガーはそんなガイアボンさんを連れ出そうとするのですが、彼女は頑なに固辞する。たった一日、バース星を出るだけでも。
それでスリンガーは『お前にとっての一日なんてほんの数瞬だろ、そんな時間も惜しいほどこの星の支配者でいたいのか』と彼女を罵る。
言ってスリンガーは彼女を自由にできるのは『ほんの数瞬』である事を自覚するのですが、それでもガイアボンさんを連れ出さずにはいられない。

でも無理やり連れ出すにしろ、手を取ってくれるにしろ、きっとスリンガーはガイアボンさんを連れ出したら、ずっと後悔しながら過ごしていくんだろうと思います。彼女にバース星を捨てさせた自分への呵責で。
反対にガイアボンさんは一度決めたら一切揺るぎないだろうけど。

自分のスリガイのイメージは、『バース星で膝枕していつの間にかスリンガーが寝てそれをガイアボンさんが眺めながらいつの間にか二人とも』のイメージです。
まぁおっさんにガイアボンさんの麗しき太ももなどやらないけどな!

とどのつまりは、ガイアボンさんは芯の強い女性であることは確かですが、また頑固な部分もあるのではないかと思いまして。
で珍しくガイアボンさんが意見してくるのでスリンガーもつい突っぱねて終いには『どうしてわかってくれないんですか!』って涙目にさせてスリンガーおろおろしてそれを双子が『いーけないんだー』とおちょくる図が浮かんだ訳ですよ
双子ですので当然のようにジャックもいます

シリアスな背景を展開させておきながらゆるい日常を繰り広げるのはよくあること

くろボンとスリンガーのその後

スリガイ前提で、
V本編終了後のくろとスリンガーの関係性について。

彼らの再会はバース星で、くろが何の気なしに彼の星を訪れることから始まります。
この時くろは大きな怪我を負っていた訳でもなく、昔世話になったガイアボンさんに挨拶でもしていくか、という軽い気持ち。
そこで偶然スリンガーを見かけるのです。
くろはスリンガーの死には懐疑的でしたが、世間的には死んだことになっているし、強さへの執着心も薄くなってきていたので、あえてスリンガーを探す必要もありませんでした。

しかし実際姿を見ると、どうにも気が動転して落ち着かなくなり、くろは一旦その場から立ち去ります。
この時スリンガーもくろの来訪に気がついています。

後日改めてバース星を訪れ、それを予測し待ち構えていたスリンガーと一言二言交わします。
『捕らえに来たのか?』と問えば、『今はその時でない』と答えます。

それ以来くろは監視がてらバース星を訪れていますが、スリンガーはどういう理由かそれが気にくわないらしく、くろに八つ当たりして怪我を負わせるので、やっぱりくろはバース星に訪れてスリンガーはそれが気にくわn(ry の無限ループに陥ってます。

なんでスリンガーが生きていることを知っていながら、捕らえようとしないのか? という疑問ですが、スリンガーがあまり好戦的でなくなったことが大きいです。

勿論スリンガーだって己の鍛錬は欠かしませんが、敵意がそれほど感じられなくなったことから、相対的に弱くなったととってもいいかもしれません。
くろとしては、全盛期の強いスリンガーを倒してこそだと思っています。
また、やはりガイアボンさんを悲しませたくないのです。
くろもそれなりにギスギスした過去を過ごしてきたので、穏やかな日常を壊したくないという思いがあります。腐っても正義の味方。

かと言って、くろにスリンガーを捕らえる実力がないのか、と言われればそうでもなく。
実力的には、再会現在でくろの方が若干強かったりします。といっても、100本勝負したらくろが51本取ってスリンガーが49本取るくらいの僅差ですが。その差は現役のビーダコップとして活躍している事によるものです。

捕らえられるのに捕らえないけども、罪は罪として裁かなければならないとも思っています。
今は執行猶予として自らを納得させていますが、いつか決着をつけなければならないことも理解しています。

先延ばし先延ばしにする内にスリンガーから問われ、結論を出せないでいるくろに、『だからお前は駄目だ』とスリンガーが言ってくれたら最高にいいと思います。
『昔のお前は弱かったかもしれないが、正しかった』と言ってくろを悔しがらせてくれたら最高にいいと思います。

スリンガーとしては、くろが自分を捕らえられないことを見越して言ってますが、決してガイアボンさんとの日常を盾にしている訳でなく、むしろくろが自分を倒すという信条を貫いてほしいと思っています。くろの正義を問うている。
でもくろは、自分がもし捕らえたとして、捕らえられるくらいなら死を選ぶスリンガーの気性を理解しているからこそ踏み出せない。
お互いをわかっているからこそ立ちすくむ。
くろが貫くべき正義はもう本人がわかっているんですけどね。

まぁそんな(妄想)事情がありながら、大体はガイアボンさんに甘いスリンガーをくろがおちょくるという日常が繰り広げられています。
思いつきとはいえ、あのくろを描いた時はさすがウチのジャーの兄さんだと思いました。くろの新境地確立です。

なんかこう書いてるとくろがガイアボンさんを大切に思っているようですが、恋愛というよりは思慕のニュアンスに近いです。
前回恥ずかしくて憚られましたが、スリガイ近辺を結論付けると、

バース星がスイートホーム
スリガイは事実婚
くろは養子(一人立ち済み)

というスタンスなので、くろガイは家族愛ですね。
ガイアボンさんにとっては良き相談相手ですが、くろが一方的に大切にしていたらいい。

スリガイのターン! 02

ガイアボンさんは神で在らせられるからにして、皆に優しく平等であります。
その『平等』というのは、誰にでも同じように接するのとはまた違い、外の惑星では英雄だろうと魔王だろうと、バース星での行いにより、全てを図るといった意味です。
管理人を機械でなく感情を持つものにしたのはそれなりの意味があると思うんですよね。

ですから一見さんよりは常連さんに抱くものは多いし、だからスリンガーとも仲良く見えるのかなって話です。

スリンガーにはバース星を荒らそうとした前科がありますが、今はその気がなく、穏やかに過ごしたいというのならそれを許しましょう、というガイアボンさん。
バース星に訪れる人間の主な目的が『療養』なので、求めるならば与えましょうという。

『略奪』に訪れる人間もいるのですが、大概はメリー達でなんとかなるし、スリンガーとしても騒がれては迷惑なので、追っ払うのに協力してくれます。
ギブアンドテイクの関係ではないですけど、そういう面で見てもお互いに利害が一致しているようです。

スリンガーは他の宇宙では名の知れた海賊ですから、ガイアボンさんの自分に対する接し方がすごく新鮮に思えるのです。相対して、ひどく優しい(彼に言わせれば甘い)ように感じてます。
『神サマがこんな悪党と一緒にいていいのか』と彼女に問うて、ガイアボンさんが見解を述べて納得させる漫画ネタが浮かんでましたが、記憶の彼方に消えたのは内緒。

バース星から出られないガイアボンさんの為に、スリンガーが必死になったら燃えるよなぁとか
悪と言われる行いでしかないけれど、その意味は彼女のみぞ知る、ような

当初はスリガイって、天然癒し系ガイアボンさんが見栄張りヘタレスリンガーをやり込める方向だったんですが、なんだかスリンガーが普通に男前路線を走っている気がします。
ただし見栄張りはそのままなので、くろが混じるとヘタレる。

くろもなんだかんだでバース星には割と来ています。
それでもガイアボンさんがスリンガーに沿うのは、くろにはしろたちがいるのに対し、スリンガーには誰にもいないからじゃないでしょうか。

でもくろガイもあってもいいと思うんだ

全く話は変わりますが、メリーやスージーって女性名なので、スリンガーに噛みつくのは悪意でなくて好意なんじゃないかと思いました。
ガイアボンさんもじゃれあっているようにしか思ってないので助けてくれない。

オスもいるかと思いますが
噛みつかれること前提ですが

スリガイのターン! 01

ガイアボンさんは星の精霊で、つまりバース星の一部分みたいなものですから、あの星から出られないんじゃないかなぁって思いました。気持ち的な問題でなく物理的な意味で。
もちろんバース星を放りだせない気持ちもありますが。

彼女もまたバース星によって生み出されたものならば、存在事由は『生まれたばかりのバース星が正しい進化を辿るように導くこと』なので、その存在事由が成立しなくなれば彼女も存在できないのではないかと。
あるいは彼女はバース星以外の環境では生きていけないのかもしれません。現時点で人間が地球以外で暮らせないように。
しろ達は自由に時空間移動してますが、生まれたばかりの星がそれだけの適応性を備えているのかはわかりませんし。

そんな閉鎖的な環境にいるガイアボンが、スリンガーが来た為に外の世界を知り、その為に苦しむようなことがあっても、彼女ならばそれすら幸せだと言うと思います。
むしろ身につまされるのはスリンガーの方。

バース星を出なければ回避できる問題なので、それを良しとするかは別として、スリンガーがガイアボンさんの許へ通えば解決はします。
じゃあバース星に住んじゃえよ! となりますが、スリンガーはそうしないんですよね。

スリンガーは『今を生きればいつ死んでもいい』というところがある気がするので、後悔をしないように未練を残すようなものは作りたくないんですよね。
(通ってる時点で未練作ってますが、本人にそのつもりはないのでおいておきます)
また自分の性分を理解しているからこそ、万が一にも弱っている姿を見せるようなことはあってはならないという見栄もあります。

たとえ無茶をしなくなろうとも、さしあたってガイアボンさんの寿命が途方もなく長いと思われますので、スリガイにおいて別れは必然のものなんですよね。

どうあがいても悲恋にしかならないので、スリンガーも神になっちゃえばいいじゃねと思いました。

そうまでしても二人が好きあっているかはまたわからないもので。
スリンガーからしたら、いい感じに放っておかれたり構ってくれたりするので、外部からの干渉もないし、非常に楽で居心地がいいんです。
ガイアボンさんは、来る者拒まず去る者追わずなので気にはしてませんが、療養のために訪れる人間の多い中で、なんでこの人は怪我もないのに来るのだろうとは思っています。

ただ、スリンガーがよくないことをしてきたことはわかっていて、しかして外の世界に疎いが為に倫理観に絶対の自信がないので、何も言うことはありません。
なんだかんだでスリンガーも優しい(※ガイアボンさん評)ので、ガイアボンさんはそれを信じることにしたのです。
優しいと言っても前科があるのでメリー達には噛みつかれてますが。

そんなスリガイ。