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スリンガーの墓標

脳内ではスリンガーはバース星に転移してくろボンと再会しガイアボンさんと末永く爆発する、ということになっているのですが、それはさておき。
世間的には死んでいるのですから、お墓は建てられますよね。

彼らの住む世界において、一部熱狂的な人気を集めてそう。権力に立ち向かうアンチヒーロー的な。
とはいえ、派手にまつられるのはスリンガーの望むところではありませんから、誰も知らないところに、ひっそりと建てられてそう。それでもコアなファンが探し出して、一種の聖地と化している。悪魔の聖地とはこはいかに。

で、くろも当然その場所を知っているのですが、そんなところにスリンガーはいないと思っています。
あくまで墓は、「外から見たスリンガーの居場所」。くろはスリンガーの内面に踏み込んだわけではないけれど、その表面はなぞっている。
だからくろは、己の心中に墓を建てるのです。

表面だけの墓標の前で、「お前を斃すのが俺でなくて残念だ」とひとりごちる。

これから先、いかなる脅威が襲いかかろうと、「アイツに比べれば」と、ずっとスリンガーと比べ続ける。
それは心の空洞で、墓標で、汚点であり恋である。
くろを汚し、染み、蝕んでいく病。

くろのスリンガーに対する執着って、クリスモンドを超えたところがあるように見えて、個人的にイマイチ腑に落ちなかったんですよ実は。
愛憎は表裏一体というように、一目惚れの負の感情ver.なら納得する。つまり”恋に堕ちた”ってことですな。無自覚に。

が、そんな感傷に浸っているところに、バース星でガイアボンさんとイチャイチャしてるのを目の当たりにして、くろ激おこっていうね。
シリアスだけだと身が持たないんだよ!

Vくろの正義

くろがスリンガーに執着するあまり、密通を疑われて、窮地に陥る話を欲しております。

「身の潔白を証明したいならば、見事スリンガーを捕らえてみせよ!」
 先ほどの査問会議で、上層部の放った言葉がよみがえる。
(……くだらん)
 くろボンは心の中でひとりごちた。
(俺は身の潔白のために戦うのではない、俺が戦うのは……)
 足が止まる。
(何の為だ?)

くろは痛いほど正義の人なんですよ……。ただそれが最善とは限らないし、己が執行しようとするあまり見失う。
己の正義に基づいて動いているけれど、自分のことを正義だなんて思っていない。『強さの言い訳』のようである。
何を目指してるかがわかっていない。所詮はきれいごとと、切り捨てるものを、本当は求めているとも知らず。

スリンガーもそう。
立場が違えばあるいは、なんてね。

ただくろは、誰かのためになら、最終的にプライドを捨てられる気がする。
スリンガーはそれをしない。

あるいは過去そういう場面があって、今の諸行感になったのかも。なんてねなんてね!

スリンガーが生きている世界のスリくろ

スリンガーとくろはわかりあえる日は来るのだろうか。悪態つきながらも拳をこづいたりしあえる関係になれるのだろうか。

V43話以降スリンガーが生きていたとして、くろと出くわすことがあったなら、くろはスリンガーを許すだろうか。
一応の決着はつけたものの、総合戦績でいえばくろの負け越し。くろとしてはどちらかが死ぬまで戦うつもりだっただろうに、投げ出された形になって、果たして承服しているのかどうか。

くろはスリンガーに対して倒すこと以外望んでいないんだろうな。
例えばどこかで日常生活を営むスリンガーを見かけたとして、「腑抜けた」と罵るけれども、「お前は悪党を増やしたいのか?」と問われれば言葉に詰まる。
人は臨死体験すると穏やかになるといいますし、スリンガーも大分丸くなっていたら面白い。ただそれだと物足りないかもしれないけど。

くろとスリンガーの再会に際し、パーフェクトに忘れ去られたドラーケン様のように、くろに「誰だ?」とあしらわれて、「貴様を誘拐しただろうが!」みたいなやりとりするのもいいですね。
本当は覚えているんだけれど、スリンガーが覚えていて欲しそうだったので、わざと忘れたふりをしている。
あるいは本編以後スリンガーが大人しくしている間に現役バリバリのくろと力関係が逆転して、歯牙にもかけなくなってもいい。

スリしろ+くろのトライアングラー論理

スリンガーとしろの組み合わせも流行ってもいいと思うんですよ。
メタ的なことを言えば、中の人誕生日一緒だし。安井さんとほーちゃん。

発展するのは主に最終回以後ですね。
本編中スリンガーはしろなど眼中に無かったのでしょうが、以後会うことがあったなら、自分の倒せなかったデビルベーダーを倒したことで一目置くでしょうし。
しろはスリンガーが最後デビルベーダーに向かっていったことで、見方が変わっているでしょうし。
だからといって仲良くなる訳ではないんでしょうけど。

もししろがおだやかに暮らすスリンガーを見かけたなら、「もう悪さしない?」と聞いてきて、それに頷いたなら、「じゃあいい」って見逃しちゃうんだろうな。
もっともスリンガーは、悪さしない? と聞かれたところで、「どうだろうな」って答えそうだけど。答えそうだけど、まあ悪さはしない。そこらへんは律儀。

かつて死闘を繰り広げた相手と仲間と認めた相手とが、与り知らないところで距離感が縮まってて、複雑なスリしろくろの三角関係になりませんかね!

遅れてきたバレンタイン

それぞれのバレンタインを脳内で補完してみました。

【スリくろ編】
くろから手渡される乾パン(賞味期限切れ)。「他に何か無かったのか」と問われれば、「あるのは殺意だけだ」と返される。
もっとも何かをほどこすのにはそれなりの理由があるのだけれど、くろはそれを意識はしてないし、スリンガーも深く考えないのである。

【紋章編くろしろ編】
地球宮に届けられる、くろ宛の段ボール単位のチョコ。しろが羨ましそうに見つめるので、「お前も食べるか」と渡そうとして、くれた人の気持ちを無下にしてはいけないと取りやめる。
それを見て、くろも女性に興味があるのかと、もしやこの中に好きな人でもいるのかと興味津々のしろ。そこから「隊長にも好きな女性がいるらしい」と広まり、次の年には更にダンボールが増えるのであった。
さすがに自分一人ではどうしようもなくなったくろは、「一緒に食べてください」とプロポーズするのであった。

【Vくろあか編】
はいあーん
本部に差し入れに来るあか姫。義理なんだけど、と前置きして、くろに渡そうとするも、「得体の知れないものを持ち込むな」と咎められる。
包みを開けて、手に載せてみせると、腕をつかんで口に入れられる。
つまりは妬いてるだけ。

【双子編】
世のギャルたちからチョコをもらえると信じて疑わないジャック、そういやそんな日だったとカレンダーを見て思い出すくろ。
ふと『男同士はどうするんだろう』と浮かんだのだけど、お互いに贈ることを想像しまったことに、慌てて否定する程度には双子。末永く爆発しろ

【スリジャ編】
ジャックから手渡される乾パン(賞味期限切れ)。「他に何か無かったのか」と問われれば、「あるのは殺意だけだよ」と返される。
もっとも何かをほどこすのにはそれなりの理由がある訳でもなく、ただ反応を見て面白がりたいだけです。
なのに、既にくろが同じ事をしているので大して驚かれもせず、可愛くない双子だな、と感想を頂き、急にジェラシーを燃え上がらせるジャックなのでした。

【くろガイ編】
むしろくろから贈ってガイアボンさんにバレンタインの習慣を覚えてもらい、あわよくば貰おうという下心。貰う約束をとりつけた日には心の中でガッツポーズ。
だけどそもそもバース星とは年月の概念が違うのだった。

【スリガイ+双子編】
バレンタインの風習を知らないガイアボンさんから、どうにかチョコをもらおうとして、あれこれ思わせぶりに振る舞うスリンガー(ヘタレ)。しかしジャックがストレートにチョコをねだり、「バレンタインってなんですか?」→「なら一緒に作る?」の流れになって、ギリギリとジェラシーをほとばしらせるスリンガー(ヘタレ)。
チョコをもらおうにも、ジャックとの共同作業で出来たものなど、プライドの許さないスリンガー。傍目にくろは羨ましがりつつも構わずチョコをかじる。
ジャックと作ったものなんて要らないと突っぱねるけれど、「貴方用にも作ったのですけど」と包みを見せられ、「要りませんか?」と笑顔で迫られるので、「あー仕方ねーな貰ってやるよ」と、嫉妬心を湧き上がらせたことに柄になく照れるスリンガー。
当のジャックは、「バレンタインなんて企業の販売戦略なんだから(好意は素直に受け取っとけばいいだろ)」とあえての空気読まない発言をしてスリンガーとお約束のリアルファイトになる。
ジャックとしては、こうでもしないと貰えないとわかっているのだけど、結局二人をくっつける方向に動いてしまう自分が恨めしいのでとりあえず兄さんをおちょくって我慢する。

【しろジャ編】
お互い「貰えたらいいねー」と会話をするも、内心ジャックは冗談でもしろから貰えないかと期待している。
幸か不幸かお互いそれなりの数を貰い、「良かったねー」と会話をするも、しかししろから貰えることはなく、喜ぶしろを横目にうなだれるジャック。
落ち込むジャックに気づいたしろが、いっぱい貰えたからいいじゃないかと励まそうとするも、「数じゃないんだよ……」と更に落ち込む。
「じゃあお互いのはんぶんこしよっか!」で、間接的にも貰えた形に機嫌をとりもどすジャックなのだった。

【しろあか編】
まるで街頭のティッシュ配りのように、自然にあかは渡すものの、しろは心の底から大喜び。その様子に胸きゅんするも、その場で包みを開け中身を真っ先に食すしろに、デリカシーがないと前言撤回。
だけどおいしく食べてもらえたならいっか、と諦めるあかなのでした。