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紋章編くろしろにときめきが止まらない

漫画版紋章編でくろが「白いの」って呼ぶのホンマ好きなんですよ。
最終的に「しろボン」と呼ぶまでの紆余曲折を考えると、ときめきが止まらない。

変わってアニメでは「王子」から「しろボン」だもんな……。いつの間にか呼び捨てだもんな……。
冒頭のよそよそしさから対等に立場を置くまでの変遷を考えると、ときめきが止まらない2回目。

くろが「王子」「しろボン」を無意識に使い分けているとして、そのアルゴリズムとシチュエーションを考え出すと、ときめきが止まらない3回目。
紋章編でフリーダムなしろボン王子と、振り回されるくろボン隊長の日常ください。

Vくろしろにときめきが止まらない

Vでの空気読めないイケメンエリートのくろが、今時珍しいやっぱりダメないい子のしろに、歩み寄っていく過程も大好きですよ。
V45話は、しろとくろの友情黎明期としてはこの上なく素晴らしい。
物語9割進んでやっとですよ!
なんだかんだ言って、くろボンさん助けてくれますよね。

私情に走って敵に捕らわれ、それを助けようとしたしろを逆にかばい、それを助けようとしたしろ達への仲間発言。
あれ逆に尻ぬぐいさせられてる? いや1話見る限りそんなことは
数話後には(次の話だったかもしれない)すぐに憎まれ口をたたくとは、くろよ君の友情はスパデラ並みにリセットされるのか。

それで35話以来「仲間って言ったじゃんかよ〜」ってベタベタするしろを、「言葉の綾だ」と煙たそうにするくろもいいと思います。
おつかいに来た本部でくろを見つけ、全力で手を振るしろを完全スルーしそう。
だけどある程度仲良くなったら(当人達比)、「恥ずかしいからやめろ」くらいは声かけてくれるんだぜ。

Vくろはクールでつっけんどん増し増しな分、そのメッキをジェンガの如く崩していく楽しみがありますよね。

個人的紋章編くろしろ観

彼ら最大の特異は『立場』でありまして、
『しろボン』と『くろボン』としての『友情』、
『王子』と『隊長』としての『信頼』、
この二元の基準軸が平行に横たわっているところにあります。

その二つの軸は、混じりあっているかもしれないし、遺伝子構造の様な二重らせんかもしれませんが、お互い、少なくともくろは別次元で捉えている感じがします。
最終的には、二本別々のままだけど、側面が接地するのでしょうね。

なんとなく自分の中では、しろかくろの片方が、いないもう片方のことを考えながら、さながら忠犬ハチ公か未亡人かの様に、ずっと佇んでいる図が漠然としてあります。
今日び家族や恋人ですら心中したところで一緒に死ねるかわからないのに、つまりは死ぬ時はばらばらなのは不文律であるのに、彼らにとってそれが更に重い感じを受けるのです。

どうしてかと考えたら、しろボンとくろボンとして、また王子と隊長としての、前述の平行な基準軸のせいかのかなと思いました。
例えばくろが隊長を退いたら、あるいはしろが王様になったとして、それが彼らにとっては一つの死の様に感じられる。
逆に言えば、二つの基準軸があるからこそ、もし王子と隊長として歴史書にでも残ったりしたら、それは一つの生なのです。

まるっきりパンプキンシザーズの受け売りですが、『ただその関係のためだけに命を懸ける』というのが一番しっくりきますね。

『対立からの和解』がかなりの重要要素であるのに、当ったり前のように仲良くしているので、もうちょっとギスギスさせたいですね。
読む分にはお話はハッピーエンドが好きです。でも書くと後味悪いの多くなるのは何故なんだぜ?

ケンカするほど仲がいい人たち

紋章編くろしろの場合は、『傍から見たら仲が悪そうに見えるけれども、本人たちは言いたいこと言い合ってるので仲が悪いとは思っていない』という関係が理想。気兼ねしない仲というか。

『本人たちは仲が悪いと思っているけれども、傍からみたら仲が良いようにしか見えない』という意味なら、きいろお兄やんとレッディかなー。紋章編くろあかもそうであって欲しい。紋章編くろしろはこっちでもいい。

双子は家族なんで前提が違いますけれども、『周りから仲が悪そうに見える時は割と良好で、仲が良さそうに見える時は割とギスギスしてる』複合型かな。

遅れてきたバレンタイン

それぞれのバレンタインを脳内で補完してみました。

【スリくろ編】
くろから手渡される乾パン(賞味期限切れ)。「他に何か無かったのか」と問われれば、「あるのは殺意だけだ」と返される。
もっとも何かをほどこすのにはそれなりの理由があるのだけれど、くろはそれを意識はしてないし、スリンガーも深く考えないのである。

【紋章編くろしろ編】
地球宮に届けられる、くろ宛の段ボール単位のチョコ。しろが羨ましそうに見つめるので、「お前も食べるか」と渡そうとして、くれた人の気持ちを無下にしてはいけないと取りやめる。
それを見て、くろも女性に興味があるのかと、もしやこの中に好きな人でもいるのかと興味津々のしろ。そこから「隊長にも好きな女性がいるらしい」と広まり、次の年には更にダンボールが増えるのであった。
さすがに自分一人ではどうしようもなくなったくろは、「一緒に食べてください」とプロポーズするのであった。

【Vくろあか編】
はいあーん
本部に差し入れに来るあか姫。義理なんだけど、と前置きして、くろに渡そうとするも、「得体の知れないものを持ち込むな」と咎められる。
包みを開けて、手に載せてみせると、腕をつかんで口に入れられる。
つまりは妬いてるだけ。

【双子編】
世のギャルたちからチョコをもらえると信じて疑わないジャック、そういやそんな日だったとカレンダーを見て思い出すくろ。
ふと『男同士はどうするんだろう』と浮かんだのだけど、お互いに贈ることを想像しまったことに、慌てて否定する程度には双子。末永く爆発しろ

【スリジャ編】
ジャックから手渡される乾パン(賞味期限切れ)。「他に何か無かったのか」と問われれば、「あるのは殺意だけだよ」と返される。
もっとも何かをほどこすのにはそれなりの理由がある訳でもなく、ただ反応を見て面白がりたいだけです。
なのに、既にくろが同じ事をしているので大して驚かれもせず、可愛くない双子だな、と感想を頂き、急にジェラシーを燃え上がらせるジャックなのでした。

【くろガイ編】
むしろくろから贈ってガイアボンさんにバレンタインの習慣を覚えてもらい、あわよくば貰おうという下心。貰う約束をとりつけた日には心の中でガッツポーズ。
だけどそもそもバース星とは年月の概念が違うのだった。

【スリガイ+双子編】
バレンタインの風習を知らないガイアボンさんから、どうにかチョコをもらおうとして、あれこれ思わせぶりに振る舞うスリンガー(ヘタレ)。しかしジャックがストレートにチョコをねだり、「バレンタインってなんですか?」→「なら一緒に作る?」の流れになって、ギリギリとジェラシーをほとばしらせるスリンガー(ヘタレ)。
チョコをもらおうにも、ジャックとの共同作業で出来たものなど、プライドの許さないスリンガー。傍目にくろは羨ましがりつつも構わずチョコをかじる。
ジャックと作ったものなんて要らないと突っぱねるけれど、「貴方用にも作ったのですけど」と包みを見せられ、「要りませんか?」と笑顔で迫られるので、「あー仕方ねーな貰ってやるよ」と、嫉妬心を湧き上がらせたことに柄になく照れるスリンガー。
当のジャックは、「バレンタインなんて企業の販売戦略なんだから(好意は素直に受け取っとけばいいだろ)」とあえての空気読まない発言をしてスリンガーとお約束のリアルファイトになる。
ジャックとしては、こうでもしないと貰えないとわかっているのだけど、結局二人をくっつける方向に動いてしまう自分が恨めしいのでとりあえず兄さんをおちょくって我慢する。

【しろジャ編】
お互い「貰えたらいいねー」と会話をするも、内心ジャックは冗談でもしろから貰えないかと期待している。
幸か不幸かお互いそれなりの数を貰い、「良かったねー」と会話をするも、しかししろから貰えることはなく、喜ぶしろを横目にうなだれるジャック。
落ち込むジャックに気づいたしろが、いっぱい貰えたからいいじゃないかと励まそうとするも、「数じゃないんだよ……」と更に落ち込む。
「じゃあお互いのはんぶんこしよっか!」で、間接的にも貰えた形に機嫌をとりもどすジャックなのだった。

【しろあか編】
まるで街頭のティッシュ配りのように、自然にあかは渡すものの、しろは心の底から大喜び。その様子に胸きゅんするも、その場で包みを開け中身を真っ先に食すしろに、デリカシーがないと前言撤回。
だけどおいしく食べてもらえたならいっか、と諦めるあかなのでした。

紋章編くろしろの友愛

紋章編くろしろにおいて、くろがしろに友達扱いされるとイライラする理由について。
それってやっぱり隊長として認められていない気がするからではないかと。

ただしろが公私の境なしにくろに接しているだけなのですが、くろにはそれが理解できない。
しろとしては、本編で通じ合えたと思えばこその態度の変化なんですけど、くろとしては、急に親しげに接してくるようになったので、戸惑いを禁じえません。

力だけでは強くなれないとわかったのに、それを理解していなかった頃の方が、良くも悪くも他人行儀で、お互い『王子』と『隊長』であったと思わざるを得ないのです。
強さの象徴が『隊長』なら、強さの定義を履き違えていた頃の方が隊長らしかった、というのはどういうことだと思い悩むのです。

なら以前のようによそよそしい付き合いにしたのかというと、それはそれで不満で、自分が何かしたのだろうかと地味にショックを受けます。

多分くろは人にとやかく言うくせに悪いことは自分のせいだと背負い込む気質。
だけど感情に疎いから、肝心なことはわからずじまいで、原因を理解することはできないんだ!

くろしろくろの日

本日はしろの日(4/6)とくろの日(9/6)の真ん中ということで、私の中で勝手にくろしろ及びしろくろの日に制定されました。
主人公とライバルとして出会い、最初は疎遠であったのに段々とお互いを理解しあっていって、最後には心が通じ力を合わせた時に世界を救える。いつの時空でも、二人の友情が世界を救うというのが大好きなんです。
二人でプリキュアやっていればいいと思うよ!

『It’s telling me to surrender to the fight.』

(これで生きて帰れたら、俺は英雄だな)
 俺は柄にもないことを考えていた。少なくとも、常人の考えではない。
 辺りは既に薄く闇に包まれ、敵の数も定かではない。もしかしたらもう視力もやられてしまったのかもしれない。風が運んでくる熱気から、まぁまず二大隊はいるだろうと推測できる。
 たかだか100人ちょっと相手しただけで、息があがってしまうとは。我ながら不甲斐ない。
 相手にとっては俺などただの障害物に過ぎないだろう。しかし、俺にとっては紛れもない戦争であった。
 不意に空を仰ごうとして揺らぎそうになった視線を、俺は瞬きを耐えて先に戻した。
 一瞬でも隙を見せたら、死ぬ。

 あいつは無事だろうか。
 俺はそればかり気にかかる。

 この俺が、自ら捨て駒になろうとは。おかしくて自嘲の笑みすらこみ上げてくる。
 俺がここにとどまったとしてどうなる? せいぜい一歩相手の歩みを止められるくらいだ。時間稼ぎにすらなりやしない。それであいつが助かるとでも?
 あいつが……王子が。その一歩分だけでもいられるのなら。
 間抜けでおっちょこちょいで覚えも悪くすぐ逃げ出すしよく寝坊する。頼りないくせに甘ちゃんで皆を助けようとして抱え込む。王子と呼びこそすれ、威厳も資質もなければその姿は一般人そのもの。臣下として諫言申し上げても右から左で聞きやしない。

 ただ、あいつは俺を『親衛隊長』と呼んだ。
 ならば──。
 俺は槍を構える。

「千の兵でも万の兵でも連れてこい、全部俺がぶっ潰してやる」
 勝機や希望なら既に捨てた。
 多数どころか一兵団、少数どころかただ一人。素人ならそれでも夢を見るだろうが、俺はこの圧倒的な数が、絶対の力であることを知っていた。俺の存在など、無いに等しいのだ。
 ただ一つ、あるとするならば。
「恐れ多くも! 此処に在りしは大陽系十の惑星を束ねしビーダ王国が王の居城!!」
 死の足音が近づいてきてるというのに、鼓動が重なって全く聞こえない。
 我が身唯一にして絶対の、一点の曇り無き誇りを腹の底から、叫ぶ。
「親衛隊長の命に懸けて──」
 さぁ、別れの挨拶はどこでしようか。

word by 「Web of Night (English Version)」 T.M.Revolution

紋章編くろの忠誠・余談

くろは忠誠に対して見返りを求めています。
『信じてもらうこと』です。それ以上のものはいりません。

くろの護る理由を挙げてたらキリがないのですが、最終的にしろを王様にしたいのです。
自分が認めた相手というのもあるし、自分を追い越されたくないのもあるし。
周囲にしろが昼行灯のように思われるのが何よりも嫌なのです。

でもしろが周りを必要とするからこそ良い王様になれるのだろうし、彼がくろを必要としないことはないのだろうと思います。
だからくろは、いつまでも昼行灯なしろを仕方なく思いつつ世話を焼くのが幸せなのです。
タブンネー

紋章編くろの忠誠

実際くろは『王子』に忠誠を誓っているのではないのですよね。
王子としては認めていないけど、しろ個人としては認めている。

自分が認めた存在であるしろを守る立場にあるのならば果たすまで、それが結果的に忠誠と呼ばれているだけのこと。

出会った頃のくろとしろの関係ですが。
くろとしろは歳も一緒だろうけど、くろにとってしろは主君であります。
が、歳が近いが為に、どうしても比べてしまう。
自分は親衛隊長として役目を果たそうとしているのに、自分より能力が劣っているようにしか思えないこの主君に尽くすのかと。

形式上の忠誠を誓っていたとして、内心はくろはしろを見下していたと思われます。
もっともくろが異例の出世であるので、この不均等はくろによるものなのですが。

でもってしろにとってくろは臣下ですが、歳が一緒で立場的にも目下、しろ自身もそこそこに幼く、大人ばかりの地球宮でくろの存在は貴重だった訳です。
なのでしろはくろに対して友人のように接する訳ですが、甘んじてしろに忠誠を誓う立場のくろとしてはなかなかに堪えがたいことだったようです。

とはいえくろにとっても同年代の友人がいなかった訳ですから、しろの存在は『守備隊長』としてでなく『くろボン』としていることが出来る貴重な機会でもあったのです。
同年代に限定せずとも友人がいなかった可能性もありますが

そして本編内で紆余曲折あって、やっぱり王子としてはへっぽこぴーだとしてしろボンとしては認めるようになる訳です。
それから前回のくろの葛藤が始まります。

友人というならしろよりみどりの方が近いです。
ただ葛藤の一因でもありまして、途中から地球宮で同僚となるのですが、周りからの信頼も厚く仕事の能力も高く、かといって本人に偉ぶったところはなく、くろも認めざるを得なかったのです。
自分が留守の間しっかり仕事もこなしていたし、何よりしろが懐いているので、劣等感を抱くと同時に自分の必要性について懐疑的になってしまいます。

途中から入ってきたみどりが何故こんなに信頼されているのか。
自分とみどりの何が違うのだろうと考えた時、自分は裏切ったからなのだと。

正解は『経験』で、くろは下積み時代が皆無だった為の違いなのですが、しろを認めた今となっては罪悪感だけが募り、他の原因が思い当たらないほど追いつめられます。

しかしながら、くろが物理的に絶望的危機に追いやられた時に、ようやっと悟るのです。
必要とされることが存在意義なのではなく、必要とすることが存在意義だと。
たとえ自分が隊長でないとして、忠誠が偽りだとして、弱かったとして、自分が守りたいと思うならばそこに存在理由はあると。『我思う、故に我あり』ですね。
自分の認めた対象を、どういう理由であれ自分が守ることができるのならば、これほど面白いことはないと。ましてその相手が自分を『隊長』と呼んでくれるのです。
こうなった時のくろは手がつけられません。

紋章編くろは起伏が激しいけどどん底を乗り越えた後は歴代最強になるんじゃないでしょうか。背負っているものが大きいですもんね。

しかしそこまでたどり着いたとしても、あくまでくろにとっては主君以外の何物にもならないのです。
しろにとってくろは臣下である以上に友人であるとしても、そういう接し方を求められて一時的に友人を振る舞うとしても。
良き友人ではないけれど、良き臣下であろうと思っているのです。
なんだかんだで幸せなのです。

ところでしろはあくまで『王位継承者』なので、直接の指揮権限はゴールデンボン王にあります。
くろはゴールデンボン王を王様として認めているし、また忠誠も誓っています。
ただ彼が尽くすのはしろボン王子ただ一人なのです。

紋章編くろのアイデンティティ

紋章編くろって自分が必要とされたいんじゃないかと思いまして。

紋章編のくろは結構な豆腐メンタル(というmy設定)です。
精神的な強さだとBC編くろ>>>Vくろ>>>>>紋章編くろでしょうか。
Vくろは吹っ切れた後の強さが素晴らしく揺るぎない。
紋章編くろは強いものにはとことん強いけど弱いものにはとことん弱い。

なんだかんだいって、紋章編くろはしろに忠誠を誓ってはいます。
最初は隊長の役目としてしろを守ってました。心からの忠誠というと疑わしいですが、自分が『守備隊隊長』を名乗るからには王子を守るべきだという、ある程度割り切った考えからです。
最終的には心の底でしろを王子として認めるまでになります。

しかし、そうなると不安になる訳です。
自分が尽くしてるのは、『裏切り者』の負い目を拭いたい為でないかと。
自分の忠誠も、実はまったくの嘘ではないかと。

単純な戦闘能力でいうところの強さが必要とされなくなった今、王国を守り抜くことが彼の強さの証明であり、存在意義となりました。
が、自分の忠誠も偽りだとするならば、自分の存在理由はなんなのだろうと。
そもそも平和なこの国において、強さを求めた自分は異端であり、必要とされる理由がわからない。

才能があった為に周囲から期待され、それに応えることで存在意義を確立していったくろにとって、必要とされなくなくなったならば、存在する意味がなくなる訳です。

なんで裏切ったのかと問えば、平和な王国ではこれ以上の強さを望めず、強さが存在意義の彼にとっては危うかったのかもしれません。

王子に対して辛辣なのは、常に彼より上の位置にいることで、王子に必要とされる存在であろうとするのが透けているのかもしれません。自分を負かした相手で、唯一認めた相手でもあるから、自分を越してほしいと願っているにも関わらず。

それが遠い未来であるなら、くろも考え方が変わって心から王子の成長を祝えるでしょうが、それが近い将来であるのなら、しろが軽い気持ちで『もうくろボンに教わらなくたって平気だね』と言ったならどうするんでしょうね。

忠誠というか依存というか、なんだかんだいって王子を構っているのも、実は自分の方が構ってもらいたいからなのです。
態度がきついくせに放っておかれると縋るのは、BC編ジャックと一緒ですね。

忠誠を誓う相手がいる、という点ではVのみどりと同じだし、みどりも自分が(職業的な意味での)騎士という立場をはく奪されることを恐れていますが、みどりはそれでもあかを一生の主人として守り抜くのに対し、くろはしろから隊長の座を罷免されたらやめてしまいます。それが休んでほしいという心遣いでも。

結局のところ、くろのしろに対しての忠誠は絶対なのです。
言葉では表せないけれども、行動で示す場面が訪れたら、死ぬ気で王子を守ってみせます。
『死ぬ気』ってことは死亡フラグを立てておきながら折るということです。
惚れた弱みならぬ認めた弱みです。

でもってしろのくろに対する信頼は絶対のものです。
だからくろがそんなに思い悩む必要はまったくもってありません。
しろはくろが負い目を感じていることすら気付いていないので、至って普通の態度で接していますが、それがくろからすれば淡白に感じるようです。

簡単に言えばくろが一人で思いつめてるだけです。

BC編くろもVくろも本編の中で危機を乗り越え成長していっているので、紋章編くろの強さの真価が問われるのは本編以後でしょうね。
なんてったって大陽系十の惑星を束ねるビーダ王国の親衛隊長ですから。