真珠は濡れてひかるもの(没02)

「目標、東棟二階より移動中、繰り返す、目標……」
 その言葉は繰り返されることはなかった。突然その『目標』が、目の前に現れたからだ。
「隊長!」
「目標とは俺のことだろう?」
「くっ!」
 相対して、兵士たちは組手の構えを見せた。見せただけだ。重心が右に落ちた──その手が伸びてくるより早く、俺はその間を駆け抜ける。
 通り過ぎる際、その兵士の伸び切った肘のあたりを掴んだ。鎌を薙ぐように、そのまま半円の弧を描いて、反対側にいた兵士に投げつける。ヘルメットがど真ん中に当たったらしく、一瞬の固い衝突音、二人の兵士はもんどりうって後方彼方へ飛ばされてしまった。これがボウリングならストライクといったところだろう。
 己の部下の惨状に、多少の憐れみと情けなさを向けつつ、またすぐ目的地に向かうべく走り出した。

 本当にどうかしている。
 あいつのこと、俺のしていること、今この身に起きていること。
 たかがあいつ、もといしろボンに会いに行く為だけに、俺は追われる身になっているのだ。
 言うなれば、あいつが囚われの姫で、差し詰め俺がそれを救いに行く勇者というやつか。……いや、あいつは姫でなくて王子なのだけれども。
 まったく、馬鹿らしいといったらありはしない!

 石の廊下にコッコッと俺の足音だけが軽快に響く。その律動を乱したのは、よく見知った影が進路に現れたからだった。
「セレス、パラス……」
 俺は思わず足を止める。
 細く長身の男と、大柄な男。普段であれば、俺の部下である男たちだ。
「そこを通してもらおう」
「お断りします」
「何?」
 俺が目の角を立てたのなど、むしろ面白がっているようにパラスは続けた。
「これも命令でしてね」
「お前たちもあんな馬鹿な話に付き合うのか」
「面白いじゃありませんか」
 今度はパラスが続ける。
「貴方と戦えるなど、滅多にない機会ですからね」
「こっちは願い下げだ!」
 止まっている暇はない!
 体を低く落とした。身のマントが翻る。そのまま床を蹴った、駆け出す。
「おっと」
 セレスとパラスは扉を開けるように僅かに身をよじる。すれ違いざま、俺のマントの端を掴んだ。
 それも織り込み済みだ。
 俺はマントを外して……いや、足?
 突然視界に折られた膝。ぶつかる。体を後ろに戻した。すると、掴まれたマントが外れることなく、そのまま後ろに引っ張られ投げ飛ばされてしまう。
 何とか靴裏でブレーキをかけ、体勢は持ちこたえたものの、位置は元居た場所より後ろに戻されてしまった。
 さすがに一兵卒と同じ手は使えないか。
「おお、こわいこわい」
 パラスはおどけた仕草で手をパッと広げてみせるが、その言動から余裕が感じられる。
 体格で劣る俺は敏捷性で勝負するしかない。広さの限られたこの廊下では、人数が多いほど連携がとりづらく却って不利に働くが、この二人に限ってはそんなこともないだろう。
 この二人を相手するのには時間がかかりすぎる。
 こうしている間にも、刻一刻と時間が迫っている……。
「くろボン隊長はお優しい。本気で相手をしてくれて構わないのですよ」
「ほう」
 俺は思えず感心した。
「手加減しないでいいんだな?」
「もちろん」「おい、セレス待て……」
 パラスが狼狽え始めたのと、セレスが『それ』に気づいたのと、俺が体を起こしたのがほぼ同時。
 俺の体の中心では、ビーダマが黒い渦を巻いていた。
「いや待ってさすがにプラネットビーダマは……」
「遅い!」
 瞬きも待たず覆う閃光。直後の闇。そして轟音……は響かなかった。
「へ?」
 帳が波のように引いていく。
 パラスの気の抜けた声を俺は後方に聞いていた。俺はすでに二人を越え駆け抜けていたからだ。
「どういうことだ?」
「やられましたね……」
 二人の声も、俺の足音に消されていく。

 まさか、こんなところでプラネットエネルギーを開放する訳がない。したらこの城はおろか、城下町まで消し炭になっている。それに、セレスパラスとやりあって、まともに勝てる訳がない。
 要は二人の動きを一瞬止められれば良かったのだ。
 人間、暗いところから明るいところ、あるいはその逆に、急に環境が変わると、視覚が順応するまでにラグがある。冥王星の人間は、太陽から遠い土地柄、暗視には慣れている為、俺は上手く二人をすり抜けて動くことが出来た訳だ。
 プラネットエネルギーなんて大きなものを持て余し、あれこれ出力に試行錯誤した結果、こういう芸当も出来るようになってしまった。ビーダマを撃つふりをして撃たない、いわばフェイントだ。
 卑怯だと言われればそれまでだが……今は先を急がなくては。

 そろそろ部屋の前に着くはずだ。
 が、徐々に近づけば近づくほど、奇妙な違和感が肌にまとわりついていった。
 この静けさ。洞窟の中の如く、足音と呼吸だけがやけに反響し、俺一人世界から分断されたような感覚。手前では兵士たちが手ぐすねひいて待ち構えていたというのに。
 まさか、これも王子に対しての配慮なのか? 王子の周りを、騒がせてはならないと。やけに紳士じゃないか。
 あと一つは……見知ってる景色が、そうでないように感じること。王子の部屋は幾度となく往復しているのに、何か違うように感じるのだ。根拠はない。勘としか言いようがない。
 この違和感に耐えかねて、俺は逸る足を止めた。このまま行ってはならないと、本能が告げているのだ。
 今日は暖かさが膜を張ったように穏やかなのに、窓はぴっちりと閉まっている。先ほどからそうだ。日没ならともかく、まだ日が昇って二三時の時分で。空気の入れ替えはしないのだろうか。
 俺はつと壁に歩み寄った。石の積み上げられた、その境目をなぞる。
 ……おかしい。
 目ではそこに石壁の継ぎ目がある。しかし触覚では無いのだ。手触りでは、そこに継ぎ目など存在しない。そのまま指を走らせていくと、斜め下、本来石のつんつるてんである表面に、確かに溝が感じられる。
 どういうことだ。視覚と触覚が一致しない。
 少なくとも先にセレスパラスと対峙した時は正常だったはずだ。つまり、俺の身に起きた異常でなく、この場所に現れた異常と見た方がいい。
 壁の指を鉤型に曲げ、つまもうとしてみる。何も掴めない。シートか何かを貼っているのではなさそうだ。
 この先の道……僅かに、ほんの僅か斜径となっているような気がする。
 俺の目を狂わせるもの……閉まった窓……。
 思い至って、俺は天井を振り仰いだ。

「見てるんだろう? そこで」
 幾つか点在している、監視カメラに向かって。
 天から降ってきたのは、意外な声だった。
『ばれちゃいましたか』
「あおボン……」
 予想外の人物に、一瞬言葉を失いかけたが、すぐに気を引き締め直す。
「お前まで一枚かんでるとはな」
『すみません、これも命令なんです。ボクも一応、お給料をもらってますから』
 至極申し訳ないようにしていて、しれっとしたたかなことを言う。
「これがあいつの為になるとでも?」
『ならないと思います』
「ならばどうして……」『けれど……』
 あおボンの声色が俄かに変わった。同時に、場の空気もさっと冷めていく。

『ボクも遊びたかったんですよね!』
 嘲笑の含みを持たせた号令とともに、床が、壁が、ぐにゃりと歪んでいく。
 仕組みはこう。普段監視カメラとして機能しているそれを、プロジェクターとして利用したのだ。出力設定など大幅に改造する必要があるが、こいつなら造作もあるまい。そして本来の景色と微妙にずらした映像を、壁や床に投影していたのだ。人間の視覚情報は九割前後。実に上手いことをやってくれる。
 感心している場合ではない。
 原理が分かったなら簡単だ。偽の情報源を断てばいい。
 俺は天井を見つめたが、先ほどはっきり見えたカメラはどこへやら、代わりに石の波が大きく立ちはだかってきた。
「何」
 波乗りでもするのかというほど、大きく床が上下する。いや、これは錯覚だ。錯覚だが……!
 後ろに飛びずさって避ける。しかしすぐに波がくる。足元がふらつく。
 音も出ていることに気がついた。土砂の崩れる散発音。あまりにも自然すぎて気がつかなかった。
 これは実際の景色と違うのだ、実際はただそこにまっすぐ廊下が伸びているだけ……!

 目を瞑った。視覚を遮断しろ。見えてないものを見ろ。
『どうです、なかなかのものでしょう?』
 あおボンの声がこだまする。聴覚も分断しろ。テープか何かを聞いていると思えばいい。
 目に見えるものは、今ここで起きていることではないのだ。
 頭の中でよく見知った王子の部屋までの道を展開する。そこに向かって駆け出せばいい。
 まっすぐ!
「ぐっ」
 勢いよく駆け出した身は、固いマットのようなものに押し返された。
『まあー……そう来ますよねえ……』
 あおボンも予想の範疇だったのか、呆れとも諦めともつかない声を漏らした。

 あまりに勢いがよかったので、ぶつかった反動でみっともなく尻餅をついてしまった。
 どういうことだ。この先に壁などなかったはずだ。確かに、目の前の『映像』では壁はあるけれども。実際には存在しないはずだ。
 混乱する頭をさする。もしや俺の五感が本当におかしくなったのか?
 しかしその謎はすぐに解けた。
『目を閉じられたらオシマイなので、突貫で壁を作ってみました』
「国税を無駄遣いするな!」
 馬鹿か!
 己の力を見せつけたいが為に、国まで巻き込むとは! ……もっとも俺が言えた台詞ではないが。
 空気の流れ、声の反響がいつもと違って感じたのはこのせいだったのか。
 すると、俺の記憶すら頼りにならないということか。
 視覚、聴覚、触覚、記憶すら役に立たない。
 この空間は九分九厘あおボンに支配された。

『さすがにそんなことしませんよ。災害用の土嚢を積み上げただけです』
 そうか。だからすこし土の匂いがしたのか。道理で俺が錯覚する訳だ。
 そうか。
「土嚢なら壊しても問題ないな?」
『あっ……』
 あおボンがしまった、と声をあげた。その時にはもう、ビーダマが虚像を貫いて、土の爆ぜる音とともに、歪む床も壁も霧となって消えていた。
「後でカメラも戻しておけよ」
 見えざる天の声にそう一瞥くれて、俺は再び駆け出した。
『うーん……』
 後ろであおボンの唸る声がする。
『くろボンさんの尻餅が見られただけ、良かったですかね?』

 好き勝手言いやがって。少しだけ睨み返すと、心なしかカメラがびくっと震えた気がした。
 まったく、土嚢もタダではない。事が済んだら、あいつにうんとこしらえさせよう。そうこうしている間に、災害が起きて、必要になったらどうするつもりだ。
 いや、今この状況こそ、災害であるかもしれない。

 ようやく部屋の前まで来た。通いなれた、しかしいつもと違う道。目の前には、王子の部屋というに相応しいようで、あいつの部屋というには不相応な、威厳を醸し出した扉が仁王立ちしていた。
 若干乱れた呼吸を大きくひとつ吸って整えながら、ドアノブに手を伸ばす。
 これで俺はゴールに着いた、はずだった。
「何っ」
 一瞬、青く針のような光が煌めいた。しまった、たじろぐ間に、鉄の棒が槍のように落ちてくる。罠だ!
 はっと自分がミスを犯したと我に返った時には、すでに俺は鉄の檻に閉じ込められていた。

 状況を理解して、俺ははあっと大きくため息をついた。俺自身に対する呆れだ。油断していた。頭を抱え、その場に腰を下ろす。
 ここまでこんなことしでかしてきた奴じゃないか。目標直前で、みすみす俺を通す真似はすまい。防衛線を張っていて当然だろうに。檻はいささか予想外であったが。
 そのままするすると鉄の棒に手を伸ばす。なるほど、硬く冷たい感触がある。先ほどのように、幻影という訳ではない。
 こんな罠まで張っているとは。確かに、王の居城ともなれば、侵入者への対策も施されていよう。ほとんど無用の長物だったそれを、今この時の為に、適当に改造したのだろう。まったく。
 一国の隊長として、城の防衛設備をきちんと把握できていない自分にも呆れるが、相手もここまでして俺を拒むか。よほど俺を近づけたくないらしい。まあそうだ、俺はあいつを連れて行くのだから。

 さて、現状省みても仕方ない。問題はどうやってここから抜け出すかだ。
 さすがに鉄の棒を歪めたりだとか折ったりだとかは出来そうにない。そんな芸当ゴリラロンかオラウータンロンにしか出来ないだろう。ヤスリかピンか、棒を削ったり取り外せたり出来たらいいのだが、そんな道具は持ち合わせていないし、何より時間がかかりすぎる。
 隙間から逃げ出すか? 間に自分の腕をねじ込んでみたが、肩口あたりでつっかかる。これでは子供でも出られないだろう。軟体ビーダロンなら話は別だが。
 あくまで俺は極々普通の身体能力でしかない。
 それならばと仕組みについて考えてみる。
 侵入者が現れたとして、さすがにずっとこのままここに置いておく訳がない。どこかしらに移動させる。つまりはこの檻を解く仕組みもまたあるはずだ。
 トリガーはドアノブに触れた時、あの青い光がセンサーだろう。あれで檻が発生した。まさか俺専用にこしらえたのだろうか。あのような細い光では、多角的に情報は捉えられまい。となると、生体認証ではない。こうして手袋もしている訳だし、指紋認証は端から選択肢に入っていないだろう。
 待て。そもそもこの部屋に直接訪ねてくる奴は稀だ。この部屋に来る奴を捕えればイコール俺の確率が高い。俺個人を認識する複雑な仕組みなど最初から組まれていないかもしれない。
 いったいいつあんなものこしらえたのかは知らないが、元から檻を下ろす仕組みがあったにせよ、そうそう大仰なものは作れないだろう。となると、解除の仕組みも割と簡単なもの……。
 考えた。俺はまず部屋に来たら声を掛ける。
 少し咳払いをし喉を鳴らす。こういう行為は不本意だが、目的の為だ、仕方あるまい。

「シロボンオウジ、オヤツノケーキヲオモチシマシタ」
 開いた。
 檻が上がっていくのを見届けながら、反対に俺の顔色は引いていたように思う。いいのか、こんなので。ハウリングが発音したような言葉だったぞ。声色で対象から除外されたのか、はたまた『おやつ』『ケーキ』に反応したのか……。
 ともあれ、檻は上がった。俺はマントの砂埃を払い立ち上がる。今度は慎重にドアノブに手を掛けるが、センサーの反応する様子はない。一朝一夕で、細かなケース検証は出来てなかったとみえる。

 ドアは軽かった。しかしゆっくりと開けた。
 相変わらず主に似つかぬぽっかりとした部屋だ。広すぎる部屋に、調度品がぽつん、ぽつんと置かれていて、忘れ去られた遺跡、あるいは廃墟を思わせる。朝の白んだ空気が、一層静けさを際立たせていた。
 足音が響く。近づくにつれ、小さく空気の通る音がする。寝息だろう。
「王子」
 その重苦しい天蓋をこさえたベッドの前に立ち、声を掛ける。
「しろボン王子」
 反応はない。
「しろボン」
 名を呼ぶ。応えない。
 はあ、とため息をついた。呑気なことだ。己の置かれた状況も知らないで。俺はこんな奴の為に、骨を折ってきたというのか。
 掛け布団に繭のようにくるまり、時々身じろぎして、ふにゃふにゃとした言葉を漏らしている。今一時の幸せを謳歌しているのだ。一体どんな顔して寝ているのだろうかと、俺は身を伸ばしその表情を伺いみた。

 何かが光ってみえた。染みか。
 純白のシーツ、ピローケースに、点々と。

 ぐっと息が詰まった。駄目だ。俺はもう駄目だと思った。極めて冷静にあたろうとしていたのに。抑えきれそうにない。
 暴れようとする本能をそれでも理性で押しつぶして、俺が声を出そうとしたその時だった。

「……くろボン?」
 少し曖昧な声色で、しろボンがそう発音した。
「……くろボン」
 今度はもっと、はっきりと。
 しろボンはぐるりと頭を回した。俺と視線が一本の線になる。はっと目を見ひらいて、その後しきりにしばたたかせて、目じりのあたりをひくひくと震わせた。驚いているのだ。固まっている。
 その様子に少し落ち着いた俺は、通風孔から排気を出すように、低く静かに言った。
「おはようございますしろボン王子。お目覚めですか?」
「え、いや、あの」
 しろボンはぎゅっと掛け布団を握りしめている。滝のような汗、実際かいているかどうかはしらないが、そんな風に見えるほど強ばっていた。

「よくお眠りになれましたか。そうですね、あれだけの罠を張っていれば、安心して眠れるでしょうね。本日は建国記念式典、リハーサルのお約束でしたよ? 太陽神殿にて一連の動作を終日みっちりと練習する予定でした。けれど、これではだいぶ時間が削られてしまいましたね」
「だったら……」
 しろボンの顔がぱっと明るくなる。俺はスパッとその明かりを落とした。
「これでは明日まで帰れませんね」
「そんなぁー……」
 しろボンは肩を落としうなだれた。
 だが、俺の怒りはそんなものでは晴れようもない。むしろ、己のしたこと、状況をまるで解していない様子に、ますます募るばかりだった。

「……何がそんな、だ」
「へ?」
 ベッドの上でへなへなと座り込むしろボンに、俺の怒りは爆発した。
「そんなくだらないことの為に! 自分が演説したくないからなどと甘ったれた理由の為に! 多くの人間と労力を使って! 王子としての権限を利用しておきながら、責務は果たしたくないなどと! 馬鹿か、お前は!」
 気持ちの良い朝など吹き飛ばすような、怒号をあたりに巻き散らした。俺の勢いに押され、しろボンの目はかすかに潤んでいる。
「あまつさえ! 己はぬくぬくと布団で寝てやがる! いい身分だな、お前は! よだれまで垂らして!」
「えっ」
 しろボンはシーツの上を拭った。だが今更とれるとも思えない。
「お前が王子でなかったら……」
「ごめん、くろボン!」
 話を割るように、俺の前でぱんっと手を合わせた。拝み倒すその様に、俺も面食らって一瞬たじろぐ。

「謝るからさ、ご飯食べよ?」
 くろボンも食べてないんでしょ、と言いながら、すぐにベルを鳴らし、やけにテキパキと給仕に連絡をつけた。ベーコン、チーズ、レタス、トマト、あとアボカドもいいかなあ、なんてどうでもいいところで悩んでいる。あと小声でカモミールね、と付け加えた。なぜ小声なのか。俺の様子を伺っているのか。
 脱力すると、確かに空腹が感じられて、なんだかどうでもよくなって、俺は勝手にティーテーブルの席に着いた。

没理由:
途中が単調でおいてきぼりかなって