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くろジャの得物

あかはビーダキャリバーという設定が追加されましたが、くろは槍(≒ハルバード)、ジャックはしゃもじ(≒小太刀≒ジャックナイフ)二刀流という設定もあります(脳内で)。
槍はリーチが長く、古来の戦場では主流の武器ではありましたが、くろが使うには若干重いのではないでしょうか。加えてハルバードは多彩な攻撃が出来ますが、その為技術を要するので切り返しが遅くなる危険があります。
くろはパワーよりスピードで圧すタイプだと思うので、能力的にはそぐわないと思うんですよね。
一般的なスピードタイプよりも一手が重く、近接戦闘の方が得意なように見えるので、あえて槍を使う利点がない。
よほどくろの頭の回転が速くなければ使えない武器だと思います。

それでも持たせるのがロマンです。

反面ジャックは同じスピード特化と仮定すると、二刀流は理にかなっていると思いますが、ディフェンス特化だとやはりまったく向いていない武器になります。
多分前者だとは思いますが、『いくぜ!キラカード』で『ディフェンスならブリザードドラゴン』のくだりでなんとなく防御型のイメージがあるのです。

それでも持たせるのが以下略。

ボンボンの中身

くろは巨峰シャーベットが詰まってまして、しろは白桃、あおは青色二号、きいろはレモンあかはイチゴ、スリンガーは穴あきブルーチーズが詰まっているという割とどうでもいい設定。
巷では「ぼんぼり」と呼ばれていますが、私は断じて「ボンボン」呼びするぞ!

紋章編くろとみどりの力関係

どちらが強いのかと問われれば難しいですが、適当に表すなら『三本勝負をしたら、その内一本はみどりが取る』でしょうか。
といってもみどりはくろほど仕合に真剣な訳でもなく、極論殺し合いとは違いますので、相手の実力なり自分のコンディションが分かれば無理に勝ちにいかないのです。
即ちくろが強いという訳ではなく、単に得意分野の違いです。

『軍隊は勝たなければ負け、ゲリラは負けなければ勝ち』という言葉がありますが、性格的にも戦い方にもそのまま表れています。
くろは一対一、みどりは一対多を得意としてます。

それでも親衛隊内ではくろと勝負して勝てる人はいませんから、みどりの実力は相当なものなのです。
逆にくろも一対多で相当な実力を持ってますが、彼の場合正しくは一対一を何連戦、という形になるので、持久力はそれほど持ち合わせていません。

みどりの方が視野が広く、敵の数から味方の状態、陣形・天候・地理状況・相手心理、あらゆるものを自分の武器として取り込み、最善の方法を選択します。
くろはエリートで進んできましたから、経験の少なさも勿論ですけども、『最善』ではなく『最高』の方法を選択します。
それはあるいは犠牲を伴うものですけども、彼にとっては一対一ですから、捨てるものは自分しかない訳です。

しかしてくろは絶大な求心力がありますので、くろを上に据えてみどりが軍師役に納まるとうまく回ります。
策略家いったらジャーなんですけども、ジャーは自分中心の戦略なのでそこがみどりとの違いですかね。

なので、チェス・将棋の類でくろはみどりに絶対に勝てないのです。
親衛隊トップ3は皆相当に強いですが、一番強いのはセレスです。それでもみどりといい勝負はできても勝つことはできません。ジャーとみどりだったらどっちが強いかはわかりませんけども。
さすがに仕合といっても三本に二本負けてる訳ですから、みどりとしても心中そこまで穏やかでもないのですが、ここでくろに勝って溜飲を下げています。

ほぼ全ての分野において長けているくろが負ける相手ですので、嫌でもみどりの実力をわかりきっているからこそ、あの気難しいくろがやっていけているのではないでしょうか。
いつぞやの語りの通り、くろはみどりに対してコンプレックスを抱いているには抱いてますが、『強いみどりに対してふがいない自分』が対象ですので、嫌悪感はそれほどありません。

全部自分でやってしまって、出来ない自分を恥じるくろと、出来ることは自分で、出来ないことは周りに任せるみどりが、幸い得意分野が違うおかげでかみ合っているのです。
なんだかんだで仲良しさんなのでした。

『It’s telling me to surrender to the fight.』

(これで生きて帰れたら、俺は英雄だな)
 俺は柄にもないことを考えていた。少なくとも、常人の考えではない。
 辺りは既に薄く闇に包まれ、敵の数も定かではない。もしかしたらもう視力もやられてしまったのかもしれない。風が運んでくる熱気から、まぁまず二大隊はいるだろうと推測できる。
 たかだか100人ちょっと相手しただけで、息があがってしまうとは。我ながら不甲斐ない。
 相手にとっては俺などただの障害物に過ぎないだろう。しかし、俺にとっては紛れもない戦争であった。
 不意に空を仰ごうとして揺らぎそうになった視線を、俺は瞬きを耐えて先に戻した。
 一瞬でも隙を見せたら、死ぬ。

 あいつは無事だろうか。
 俺はそればかり気にかかる。

 この俺が、自ら捨て駒になろうとは。おかしくて自嘲の笑みすらこみ上げてくる。
 俺がここにとどまったとしてどうなる? せいぜい一歩相手の歩みを止められるくらいだ。時間稼ぎにすらなりやしない。それであいつが助かるとでも?
 あいつが……王子が。その一歩分だけでもいられるのなら。
 間抜けでおっちょこちょいで覚えも悪くすぐ逃げ出すしよく寝坊する。頼りないくせに甘ちゃんで皆を助けようとして抱え込む。王子と呼びこそすれ、威厳も資質もなければその姿は一般人そのもの。臣下として諫言申し上げても右から左で聞きやしない。

 ただ、あいつは俺を『親衛隊長』と呼んだ。
 ならば──。
 俺は槍を構える。

「千の兵でも万の兵でも連れてこい、全部俺がぶっ潰してやる」
 勝機や希望なら既に捨てた。
 多数どころか一兵団、少数どころかただ一人。素人ならそれでも夢を見るだろうが、俺はこの圧倒的な数が、絶対の力であることを知っていた。俺の存在など、無いに等しいのだ。
 ただ一つ、あるとするならば。
「恐れ多くも! 此処に在りしは大陽系十の惑星を束ねしビーダ王国が王の居城!!」
 死の足音が近づいてきてるというのに、鼓動が重なって全く聞こえない。
 我が身唯一にして絶対の、一点の曇り無き誇りを腹の底から、叫ぶ。
「親衛隊長の命に懸けて──」
 さぁ、別れの挨拶はどこでしようか。

word by 「Web of Night (English Version)」 T.M.Revolution

紋章編くろの忠誠・余談

くろは忠誠に対して見返りを求めています。
『信じてもらうこと』です。それ以上のものはいりません。

くろの護る理由を挙げてたらキリがないのですが、最終的にしろを王様にしたいのです。
自分が認めた相手というのもあるし、自分を追い越されたくないのもあるし。
周囲にしろが昼行灯のように思われるのが何よりも嫌なのです。

でもしろが周りを必要とするからこそ良い王様になれるのだろうし、彼がくろを必要としないことはないのだろうと思います。
だからくろは、いつまでも昼行灯なしろを仕方なく思いつつ世話を焼くのが幸せなのです。
タブンネー

紋章編くろの周辺

しろはくろの葛藤(己の忠誠心)には気付いておりません。
というのも、しろの知っているくろが既に葛藤している状態だったからです。

本編冒頭でしろがくろに対して敬語だったことから、しろがフレンドリーであったとしても、そこまでお互いを知らなかったと思われます。
多分くろの事だから『主が臣下に対して馴れ馴れしい口調で呼ぶのはどうか』と、あくまで立場上の付き合いだとしろを突き放していたのではないかと思います。

仲良くなったもとい距離を縮めたのは本編以後になるので、これがくろの普通の状態だと思って、しろは気付きません。
もし吐露することなどがあった時、くろが他人に厳しく自分にもっと厳しいのは理解しているので、言動の端々にああそうかもしれない、と思いかえすのです。

ただしろに気にかけられたらくろはもっと気にするので、気付いてくれない方が平静を装えるのも事実。

みどりですが、彼は彼でくろにコンプレックスのような感情がありまして。
彼も余所者ですから精一杯役に立とうとしているのですが、くろという無欠の前例があるので、どれだけ出来たところで当たり前のように思われてしまう。
みどりはくろより内務的な仕事が出来ますが、それはみどりが無駄を省いて合理的にこなしているのであって、何でも仕事を拾っているくろの方が実際の仕事量が多いのです。

彼の忠誠も絶対であるのですが、忠誠心は競うものでないにせよ、くろには敵わないと思っているので、自分の忠誠心に対してやはり懐疑的です。

ただ彼も割と苦労してきているので、割り切っているといいますか、今は達観しています。
遠くない将来多分くろと同じ時期に彼にも試練が訪れるかもしれない。

そしてビーダ王国他の面々ですが、彼らは全くくろが言うところの『裏切り』を気にしておりません。
最初は土星まで征服したヒーローであったし、結果それが邪悪なる意志によるものだったとして、最終的には大陽系を救ったからです。平和な国なので人々の気性も寛容です。
逆にそういうところがくろにとって内心怖いのでありますが。

くろに近いセレスパラスなどは、くろの性格も把握しておりますので、『まぁくろボン隊長ならそう思ってそういうこともするだろうな』程度にしか思っておりません。
むしろ負い目を払拭せんが為に若干無理しているように見えて少し心配しております。部下の心上司知らず。
ゴールデンボン王なども若いくろを心配している訳です。

だから悩んでいるのはくろとみどりだけなのですが、くろは本人必死で隠しているように見えて余裕がないのがバレバレなので周りに気にかけてもらえるのですが、みどりはそこまで思いつめないにしろ周りにはまったく悟られない(ようにしている)ので、つらいのはみどりの方かもしれません。

ただ、くろボンさんに余裕がないのは周囲にバレバレではありますが、原因は理解されていないので、解決するに至らないのです。ゴールデンボン王は薄々気づいているかも。
早く出世しすぎた故の弊害というべきなのでしょうが、そういう理由もあって平和なこの国に二人の防衛部隊トップがいる訳ですが、くろにとっては良い影響も大きいですが悪い影響もなくはないです。
でも差し引きみどりの存在は大きいと思います。

みどりの試練ですが、くろの試練は確信を得るのに対し、みどりは懐疑的なまま半ば賭けにでます。
ここで守れたら本物だと、ここで倒れるなら贋物だと。
みどりの忠誠は本物だと思いますが、倒れるか立っているかは想像が巡りません。

紋章編くろの忠誠

実際くろは『王子』に忠誠を誓っているのではないのですよね。
王子としては認めていないけど、しろ個人としては認めている。

自分が認めた存在であるしろを守る立場にあるのならば果たすまで、それが結果的に忠誠と呼ばれているだけのこと。

出会った頃のくろとしろの関係ですが。
くろとしろは歳も一緒だろうけど、くろにとってしろは主君であります。
が、歳が近いが為に、どうしても比べてしまう。
自分は親衛隊長として役目を果たそうとしているのに、自分より能力が劣っているようにしか思えないこの主君に尽くすのかと。

形式上の忠誠を誓っていたとして、内心はくろはしろを見下していたと思われます。
もっともくろが異例の出世であるので、この不均等はくろによるものなのですが。

でもってしろにとってくろは臣下ですが、歳が一緒で立場的にも目下、しろ自身もそこそこに幼く、大人ばかりの地球宮でくろの存在は貴重だった訳です。
なのでしろはくろに対して友人のように接する訳ですが、甘んじてしろに忠誠を誓う立場のくろとしてはなかなかに堪えがたいことだったようです。

とはいえくろにとっても同年代の友人がいなかった訳ですから、しろの存在は『守備隊長』としてでなく『くろボン』としていることが出来る貴重な機会でもあったのです。
同年代に限定せずとも友人がいなかった可能性もありますが

そして本編内で紆余曲折あって、やっぱり王子としてはへっぽこぴーだとしてしろボンとしては認めるようになる訳です。
それから前回のくろの葛藤が始まります。

友人というならしろよりみどりの方が近いです。
ただ葛藤の一因でもありまして、途中から地球宮で同僚となるのですが、周りからの信頼も厚く仕事の能力も高く、かといって本人に偉ぶったところはなく、くろも認めざるを得なかったのです。
自分が留守の間しっかり仕事もこなしていたし、何よりしろが懐いているので、劣等感を抱くと同時に自分の必要性について懐疑的になってしまいます。

途中から入ってきたみどりが何故こんなに信頼されているのか。
自分とみどりの何が違うのだろうと考えた時、自分は裏切ったからなのだと。

正解は『経験』で、くろは下積み時代が皆無だった為の違いなのですが、しろを認めた今となっては罪悪感だけが募り、他の原因が思い当たらないほど追いつめられます。

しかしながら、くろが物理的に絶望的危機に追いやられた時に、ようやっと悟るのです。
必要とされることが存在意義なのではなく、必要とすることが存在意義だと。
たとえ自分が隊長でないとして、忠誠が偽りだとして、弱かったとして、自分が守りたいと思うならばそこに存在理由はあると。『我思う、故に我あり』ですね。
自分の認めた対象を、どういう理由であれ自分が守ることができるのならば、これほど面白いことはないと。ましてその相手が自分を『隊長』と呼んでくれるのです。
こうなった時のくろは手がつけられません。

紋章編くろは起伏が激しいけどどん底を乗り越えた後は歴代最強になるんじゃないでしょうか。背負っているものが大きいですもんね。

しかしそこまでたどり着いたとしても、あくまでくろにとっては主君以外の何物にもならないのです。
しろにとってくろは臣下である以上に友人であるとしても、そういう接し方を求められて一時的に友人を振る舞うとしても。
良き友人ではないけれど、良き臣下であろうと思っているのです。
なんだかんだで幸せなのです。

ところでしろはあくまで『王位継承者』なので、直接の指揮権限はゴールデンボン王にあります。
くろはゴールデンボン王を王様として認めているし、また忠誠も誓っています。
ただ彼が尽くすのはしろボン王子ただ一人なのです。

紋章編くろのアイデンティティ

紋章編くろって自分が必要とされたいんじゃないかと思いまして。

紋章編のくろは結構な豆腐メンタル(というmy設定)です。
精神的な強さだとBC編くろ>>>Vくろ>>>>>紋章編くろでしょうか。
Vくろは吹っ切れた後の強さが素晴らしく揺るぎない。
紋章編くろは強いものにはとことん強いけど弱いものにはとことん弱い。

なんだかんだいって、紋章編くろはしろに忠誠を誓ってはいます。
最初は隊長の役目としてしろを守ってました。心からの忠誠というと疑わしいですが、自分が『守備隊隊長』を名乗るからには王子を守るべきだという、ある程度割り切った考えからです。
最終的には心の底でしろを王子として認めるまでになります。

しかし、そうなると不安になる訳です。
自分が尽くしてるのは、『裏切り者』の負い目を拭いたい為でないかと。
自分の忠誠も、実はまったくの嘘ではないかと。

単純な戦闘能力でいうところの強さが必要とされなくなった今、王国を守り抜くことが彼の強さの証明であり、存在意義となりました。
が、自分の忠誠も偽りだとするならば、自分の存在理由はなんなのだろうと。
そもそも平和なこの国において、強さを求めた自分は異端であり、必要とされる理由がわからない。

才能があった為に周囲から期待され、それに応えることで存在意義を確立していったくろにとって、必要とされなくなくなったならば、存在する意味がなくなる訳です。

なんで裏切ったのかと問えば、平和な王国ではこれ以上の強さを望めず、強さが存在意義の彼にとっては危うかったのかもしれません。

王子に対して辛辣なのは、常に彼より上の位置にいることで、王子に必要とされる存在であろうとするのが透けているのかもしれません。自分を負かした相手で、唯一認めた相手でもあるから、自分を越してほしいと願っているにも関わらず。

それが遠い未来であるなら、くろも考え方が変わって心から王子の成長を祝えるでしょうが、それが近い将来であるのなら、しろが軽い気持ちで『もうくろボンに教わらなくたって平気だね』と言ったならどうするんでしょうね。

忠誠というか依存というか、なんだかんだいって王子を構っているのも、実は自分の方が構ってもらいたいからなのです。
態度がきついくせに放っておかれると縋るのは、BC編ジャックと一緒ですね。

忠誠を誓う相手がいる、という点ではVのみどりと同じだし、みどりも自分が(職業的な意味での)騎士という立場をはく奪されることを恐れていますが、みどりはそれでもあかを一生の主人として守り抜くのに対し、くろはしろから隊長の座を罷免されたらやめてしまいます。それが休んでほしいという心遣いでも。

結局のところ、くろのしろに対しての忠誠は絶対なのです。
言葉では表せないけれども、行動で示す場面が訪れたら、死ぬ気で王子を守ってみせます。
『死ぬ気』ってことは死亡フラグを立てておきながら折るということです。
惚れた弱みならぬ認めた弱みです。

でもってしろのくろに対する信頼は絶対のものです。
だからくろがそんなに思い悩む必要はまったくもってありません。
しろはくろが負い目を感じていることすら気付いていないので、至って普通の態度で接していますが、それがくろからすれば淡白に感じるようです。

簡単に言えばくろが一人で思いつめてるだけです。

BC編くろもVくろも本編の中で危機を乗り越え成長していっているので、紋章編くろの強さの真価が問われるのは本編以後でしょうね。
なんてったって大陽系十の惑星を束ねるビーダ王国の親衛隊長ですから。

謎のアーマーの正体が

ベストボンさんだったら面白かったよなぁ。

既に脳内では『くろボンだけもてはやされおって!』とついハッスルして、新アーマーで現場復帰して、敵を圧倒するのだけど詰めが甘くて、くろに『くだらん』と一蹴される図まで補完余裕でした。
俺だよくろボンだよ! と思わせておいて、実は違うという流れと見せかけて、やっぱりくろボンというスタッフの巧妙な罠です。多分。

Vくろあかを無理やり主従にしてみる

『それでこそ我が主』

ポイズンピンクよりラキのセリフ。もうこのセリフが好きすぎて好きすぎて。
このセリフをくろに言わせるならば、相手は紋章編しろかなーと思ったんですが、Vあかでもアリじゃね? と思ったことに端を発する妄想です。

以下厨二全開のあらすじ

デビルベーダーを打ち倒し、ブラックホールの脅威も去った今、宇宙は一時の平和を謳歌していた。しかし、平和が日常となった頃、再び魔の手が忍び寄っていた……。

正体不明の膨大なエネルギー体を捕捉したビーダコップ本部。その謎の物体の通過した星々では、天変地異や戦争などあらゆる災害が起こっていた。
その進路がボーダーランド国、そして特に女性に対して強く効果を及ぼすことから、狙いはボーダーランド国の王女、あかボン姫である事をつきとめる。一大王国であるボーダーランドが崩壊してしまっては一大事、危惧した本部は彼女と顔なじみでもありビーダコップきってのエリート、くろボンを護衛としてつけることにした。

だが彼は、一日中姫のお守りをする羽目になった、と乗り気でなく、彼女に対してもそっけない態度をとる。また姫も、彼に好意を抱いてはいたが、突き放すような態度から徐々に距離を置くようになってしまう。

そして運命の時は訪れた。

予測以上の速度でボーダーランド国へ達した謎の物体。その影は空を覆い、街中を恐怖のどん底へ陥れた。
人心を惑わす力をもつその物体は、本来姫を守る筈である王国兵をも敵にへと変えてしまう。

孤立無援、逃げ道を失い、なお圧倒的な数に囲まれる。数々の場数を踏んだくろボンですら内心おののいているというのに、しかしあかボンは少しも動じる様子を見せない。
彼女を後ろに庇いながら、くろボンは尋ねる。怖くないのかと。
その問いに、一大王国が姫はこう答えた。

「敵の狙いは私なのでしょう。そしてそれを貴方が守るのでしょう。
 このくらいでないといけません」

自らの価値を疑うことなく、己への絶対の信頼を寄せてくれている。
くろボンは、こう呟くのだった。

「それでこそ、我が主」

お粗末さまでした。主従好きなんだよ!
ウチのくろあかって本当すれ違いですね

Vにおける双子の兄弟仲についてMy設定

妄想力を持ってすればVにジャックが存在することなど当然

Vでジャックは科学者をしております。
故に引きこもりの傾向があり、人とあまり関わらないような生活を送っております。
そのくせ人の気持ちを把握することに長けております。

幼いころは二人も仲が良かったのですが、ビーダコップに入隊した辺りで確執が生じ、それから疎遠になってしまったようです。
しかして時が過ぎ、お互いのわだかまりも解けてきたかなという頃スリンガーが現れ、余裕がなくなったくろはジャックに八つ当たりに来ます。
兄さんが最低なように思いますが、ジャックにそれだけの理由はあります。

それで一方的にくろから嫌悪の対象にされるのですが、ジャックはというと兄さんを嫌ってはいません。
どっちかというと兄さん大好きで、だからこそ甘んじています。諦めに近いかもしれない。

ここまでが本編までの時間軸。

本編終了後、性格が丸くなったくろはジャックに対して申し訳ない気持ちがたつようになりましたが、なかなか謝りに行くこともできず。
そうこうしている内にジャックは一悶着起こしてしまいます。

しかし、『雨降って地固まる』というように、一悶着が解決した後は割と良好な兄弟仲に戻ったようです。割と。
『喧嘩するほど仲が良い』というくらいでしょうか。

それまでのジャックは、『よい子だけれども腹に一物抱えてる』という印象でしたが、吹っ切れてしまったジャックは、良く言えばフレンドリー、悪く言えば馴れ馴れしくなりました。
以前は人の気持ちを理解することで利用価値の算段をしていたのですが、それをやめた結果そうなりました。
しろ達は気がいいのですんなり受け入れてくれているし、ジャックもジャックで楽でいられるようです。

ちなみにスリンガーとは引きこもり時代のお知り合いです。
初めから敵であった為、スリンガーとは割と素の性格で接していたようです。

……と、この辺りの設定が、去年手ブロでくろあかバレンタイン漫画を描いてる時に固まりました。 描きながらMy設定が追加されていくのはいつものことです
くろが槍持ち始めたのだって線画交換の時の思いつきだし、紋章編みどりが王子付きになってるのだってリクエスト企画の思いつきです。

それにしたってジャックにはひどいステータスが追加されていくな……。

くろボンとスリンガーのその後

スリガイ前提で、
V本編終了後のくろとスリンガーの関係性について。

彼らの再会はバース星で、くろが何の気なしに彼の星を訪れることから始まります。
この時くろは大きな怪我を負っていた訳でもなく、昔世話になったガイアボンさんに挨拶でもしていくか、という軽い気持ち。
そこで偶然スリンガーを見かけるのです。
くろはスリンガーの死には懐疑的でしたが、世間的には死んだことになっているし、強さへの執着心も薄くなってきていたので、あえてスリンガーを探す必要もありませんでした。

しかし実際姿を見ると、どうにも気が動転して落ち着かなくなり、くろは一旦その場から立ち去ります。
この時スリンガーもくろの来訪に気がついています。

後日改めてバース星を訪れ、それを予測し待ち構えていたスリンガーと一言二言交わします。
『捕らえに来たのか?』と問えば、『今はその時でない』と答えます。

それ以来くろは監視がてらバース星を訪れていますが、スリンガーはどういう理由かそれが気にくわないらしく、くろに八つ当たりして怪我を負わせるので、やっぱりくろはバース星に訪れてスリンガーはそれが気にくわn(ry の無限ループに陥ってます。

なんでスリンガーが生きていることを知っていながら、捕らえようとしないのか? という疑問ですが、スリンガーがあまり好戦的でなくなったことが大きいです。

勿論スリンガーだって己の鍛錬は欠かしませんが、敵意がそれほど感じられなくなったことから、相対的に弱くなったととってもいいかもしれません。
くろとしては、全盛期の強いスリンガーを倒してこそだと思っています。
また、やはりガイアボンさんを悲しませたくないのです。
くろもそれなりにギスギスした過去を過ごしてきたので、穏やかな日常を壊したくないという思いがあります。腐っても正義の味方。

かと言って、くろにスリンガーを捕らえる実力がないのか、と言われればそうでもなく。
実力的には、再会現在でくろの方が若干強かったりします。といっても、100本勝負したらくろが51本取ってスリンガーが49本取るくらいの僅差ですが。その差は現役のビーダコップとして活躍している事によるものです。

捕らえられるのに捕らえないけども、罪は罪として裁かなければならないとも思っています。
今は執行猶予として自らを納得させていますが、いつか決着をつけなければならないことも理解しています。

先延ばし先延ばしにする内にスリンガーから問われ、結論を出せないでいるくろに、『だからお前は駄目だ』とスリンガーが言ってくれたら最高にいいと思います。
『昔のお前は弱かったかもしれないが、正しかった』と言ってくろを悔しがらせてくれたら最高にいいと思います。

スリンガーとしては、くろが自分を捕らえられないことを見越して言ってますが、決してガイアボンさんとの日常を盾にしている訳でなく、むしろくろが自分を倒すという信条を貫いてほしいと思っています。くろの正義を問うている。
でもくろは、自分がもし捕らえたとして、捕らえられるくらいなら死を選ぶスリンガーの気性を理解しているからこそ踏み出せない。
お互いをわかっているからこそ立ちすくむ。
くろが貫くべき正義はもう本人がわかっているんですけどね。

まぁそんな(妄想)事情がありながら、大体はガイアボンさんに甘いスリンガーをくろがおちょくるという日常が繰り広げられています。
思いつきとはいえ、あのくろを描いた時はさすがウチのジャーの兄さんだと思いました。くろの新境地確立です。

なんかこう書いてるとくろがガイアボンさんを大切に思っているようですが、恋愛というよりは思慕のニュアンスに近いです。
前回恥ずかしくて憚られましたが、スリガイ近辺を結論付けると、

バース星がスイートホーム
スリガイは事実婚
くろは養子(一人立ち済み)

というスタンスなので、くろガイは家族愛ですね。
ガイアボンさんにとっては良き相談相手ですが、くろが一方的に大切にしていたらいい。