紅玉がどんなに赤くても
しんとした夜の闇に、紅く円が照らされている。
なにいろの花束 文章くろしろ,くろボン,しろボン,紋章編
寓意暗喩を鏤めて
なんだって、こんな日に寝坊しちゃうんだろう! オレったらいっつもドジなんだから!
なにいろの花束 文章くろしろ,くろボン,しろボン,紋章編
ぬくもりに名前をつける
「今日は出かける約束だったろう。お前が寝坊するから、起こしにきてやったんだ」
なにいろの花束 文章くろしろ,くろボン,しろボン,紋章編
お前は夢などみなかった
どうしたことだ。あのくろボンが、目の前にいる。しかも、こんな夜に。
なにいろの花束 文章くろしろ,くろボン,しろボン,紋章編
抱かれ方しか知らないくせに
もしかしたら、初めからそういうつもりだったのかもしれない。
なにいろの花束 文章くろしろ,くろボン,しろボン,紋章編
見出された子
「くろボンはおれに何の用なの?」
なにいろの花束 文章くろしろ,くろボン,しろボン,漫画版,紋章編
宇宙ごと愛せるような距離
「どうして、織姫ボンと彦星ボンって、一年に一回しか会わないんだろうね」
なにいろの花束 文章くろしろ,くろボン,しろボン,紋章編
どうせ君は君だけのもの
彼が、手紙などよこしたことは、一度もない。
なにいろの花束 文章くろしろ,くろボン,しろボン,紋章編