なにを模ることもなく
ときどき、お二人の身分を、忘れてしまうことがありますよ、とセレスは頷いた。
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君がいちばん魔法に似てる
「どうしても……隊長、君と戦わなくてはならないのか」
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できもしない恋のよう
特徴が酷似している。誰に? そりゃあ、この国の王子と、この国の親衛隊長にである。
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もう少し傍ですれ違えたら
ああなんで、今日が終わってしまうんだろう!
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鳥にだってなれる子なのに
これを飛べるのは、宇宙でただ一人しかいない。
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この手は離さないといけないね
くろボンがそう歌いだした時、身の丈七割ほどの主は眼下でその小さな頬を大きく膨らませた。
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紅玉がどんなに赤くても
しんとした夜の闇に、紅く円が照らされている。
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天上界には友人がいてね
……あいつがこの様を見たら、なんと言うか。怒るか、泣くか、嘘つきとでも言われるか。
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寓意暗喩を鏤めて
なんだって、こんな日に寝坊しちゃうんだろう! オレったらいっつもドジなんだから!
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ぬくもりに名前をつける
「今日は出かける約束だったろう。お前が寝坊するから、起こしにきてやったんだ」
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