よく議題としてあがるのが、「ジャックは殿下としての記憶があるのかどうか」。
「ただいま」という言葉をみるに、少なくとも、自分がどこかへ行っていたという認識はあるんですよね。
仮に記憶が無い場合でも、身体的成長が見られる訳ですから、空白の期間を、くろに問いただすのだと思うのです。
となると、次に、くろは真実を教えるのかどうか。
ここで、鍵となってくるのがシャドリンです。
というのも、シャドリンは過去の過ちを悔い、くろもそれを許しているからです。
何もなければ、くろはジャックに真実を教えるのだと思います。隠し通せるものでもないから。
ところがシャドリンの存在により、真実を告げることは、良心の呵責を引き起こすのです。シャドリンの罪を暴くことになる。
とはいえジャックからしたら、くろが隠してるのはバレバレですから、シャドリンに聞いちゃう訳です。
シャドリンは、懺悔の意味で、罪の告白をします。
(というか、ジャックにさらわれた記憶があるなら、シャドリンを当然悪者と認識してますよね。泥棒と思ってたのだし。そこで仲よくなれるのかは疑問。
ここでは和解した想定でいきます。結局兄さんも許したし。
許さずギクシャクした展開でもいいのですが割愛。)
つまりは、ジャックに殿下の記憶が無いにしても、いずれ真実は知るところとなるんじゃないかなと。
ジャックは根がいい子だから、めっちゃ悩むんじゃないかな。
誰のせいでもない、だから誰のせいにもできない。
周りがやさしすぎるが故、責められることがないから、かえって苦悩を深くしてしまう。
英雄の兄と、破壊者の自分。
くろは、いつになるかわからないにしても、ダークビーダを倒すことで、救われる道があった。
ジャックにはそれがないんです。救われる道が、過去にあるから。
どうあがいても絶望、バッドエンドなんですよね。
今後ジャックがたどる可能性として、正義厨になってしまうんでないかなと。
悪を許さん、自分を狂わせた悪を許さん、悪であった自分を許さん。正義の闇堕ち。
