タグ: 紋章編

紋章編は1クールで放映案

実際の構成を考えてみた。

第01話

前半で日常
アイキャッチ前くらいでパパに異変
くろの裏切り
あかとの出会い
地球を脱出するくらいまで
脱出する過程であかvsくろがあっても

第02話

きいろお兄やんとの出会い
反乱軍の基地を探して三千里

第03話

ネレイド総攻撃を受ける
しろがプラネットエンブレムに目覚める

第04~06話

冒頭でくろ降格
ポップ・ヘイル・ベガちゃん登場
みどり登場
木星にて対帝国軍戦
みどりの活躍で敵軍撃破
あかvsベガちゃん

第07~09話

このあたりでくろ復活
みずいろ登場
土星大決戦
コスモバージョン登場
くろハデスコスモで見せ場をかっさらう
土星で負ける

第10話

帝国内でも皇帝の方策に意見が割れはじめる
くろ迷いながらも帝国に従う
セレスパラス離反
くろぼっち
ラストでダークフォートレス完成

第11話

前半でしろvsくろの果し合い
戦う理由と覚悟を問う
このあたりでくろが最後の勇士だとわかっているかもしれない
海王星爆発\(^o^)/
父親と戦えるのか悩むしろ
月面大決戦
くろとセレパラの騙しあい

第12話

前哨戦で帝国軍の敗戦は濃厚
皇帝に真意を問いに前線を抜けるくろ
博士を助けに来たジャックと鉢合わせ
元は体力のない惑星だった冥王星をなんとかしたかった
シャインボンバーフォートレス完成
這う這うの体でくろフォートレスに乗り込むことに成功
撃破
エンディング

その他

  • 緑水あわよくばジャーの活躍
  • ポップヘイルベガちゃんの登場
  • くろが表返るまでの葛藤
  • 戦争前の平和な日常
  • しろvsくろ、あおvsポップ(空)、みどりvsヘイル(陸)、あかvsベガちゃん
  • ソイルBFも出したい
  • みんなBFコスモに乗ればいいと思う

妄想が過ぎて気持ち悪いのはいつものことなので気にしてはいけない。
羅列してみたらくろのことばっかりやん! 仕方ないね!

思い付きで追加されるかもしれないしそうでないかもしれません。

紋章編みどりの活躍が観たかったんですよ

『地上戦闘のプロ』ということですが、本編ではその活躍を見られないんですよね。
冒頭でくろ達が土星まで征服したことが言われてますから、太陽系の並びを見るに、木星も征服されたはずなんですが、みどりはその生き残り分子ということなんでしょうか。
紋章編でもくろvsみどりが起こり得た思うんですがどうなんでしょう。

木星が樹木ばかりの惑星だとすると、どちらかというと空中戦が得意な帝国軍は、相手の地の利も相まってかなり劣勢を強いられることになります。
逆に反乱軍がゲリラ戦を敷くのは当然の戦略ですね。

帝国軍がとるであろう戦術としては、まず樹木を焼き払うことでしょうが、プラズマ爆弾を反対していたくろですから、可能性は低いかと思われます。
となると圧倒的な物量戦線でしょうか。

この辺の戦いをじっくり描いたら楽しいことになると思うんですけれども!
だから紋章編を1クールか劇場版で! やってくださいと!

紋章編くろしろの友愛

紋章編くろしろにおいて、くろがしろに友達扱いされるとイライラする理由について。
それってやっぱり隊長として認められていない気がするからではないかと。

ただしろが公私の境なしにくろに接しているだけなのですが、くろにはそれが理解できない。
しろとしては、本編で通じ合えたと思えばこその態度の変化なんですけど、くろとしては、急に親しげに接してくるようになったので、戸惑いを禁じえません。

力だけでは強くなれないとわかったのに、それを理解していなかった頃の方が、良くも悪くも他人行儀で、お互い『王子』と『隊長』であったと思わざるを得ないのです。
強さの象徴が『隊長』なら、強さの定義を履き違えていた頃の方が隊長らしかった、というのはどういうことだと思い悩むのです。

なら以前のようによそよそしい付き合いにしたのかというと、それはそれで不満で、自分が何かしたのだろうかと地味にショックを受けます。

多分くろは人にとやかく言うくせに悪いことは自分のせいだと背負い込む気質。
だけど感情に疎いから、肝心なことはわからずじまいで、原因を理解することはできないんだ!

くろの敬語

なぜかと考えたら、あのくろが下手にでてるからだと気づきました。あの、プライドが山よりも高く海よりも深いくろがですよ!
平語だと『俺』なのに敬語だと『私』になるのが好きです。でも敬語で『俺』でも好きです。ギャップが好きです。むしろくろなら何でも好きです。

くろの敬語で思いだされるのは、紋章編1話とBC編の44話とVの45話。
紋章編及びVのくろは職持ちで、BC編のくろはぼっちだから、敬語の雰囲気に違いがあるような気がします。

紋章編はくろがしろを迎えに来た時ですね。王子と隊長という身分の隔たりが実にいい。
敬語と常語の切り替わりがたまらないです。冒頭なんて王子に対しての敬意が欠片も感じれない。そういうところが好きなんだけどな!

BCのくろは予言の書回。博士にも平語だったのに、あの時ばかりは敬語なんですよね。
プロフェッサーじいちゃん絡みの話で、ついうっかり動揺して出てしまった、というのが自説。あわててつい敬語になってしまうくろボンさんは非常においしいです。

Vはビーダマスターのもとで修行する回。「私がですか?!」が好きすぎる。というか45話自体がめっちゃ好きである。
V35話でガイアボンさんに敬語を使っていたのも捨てがたい。
ガイアボンさんには比較的素直なのに対し、ビーダマスターへは敬ってはいるけど承服しかねているのがありありとわかる。そういうところが好きなんだけどな!
Vはくろボンさんのプライドがストップ高なので、ギャップがめっちゃ好きですね……。

セレスとパラスの忠誠

ポケモンじゃないパラスですよ!(存じております)

捏造紋章編ワールドが更に広がりました。
セレスが参謀でパラスが副隊長というのは勝手なイメージです。

最初は若造のくろの存在を快く思ってないだろうなーと思いまして。
ビーダ王国は平和ボケのきらいがありますが、実際軍隊編成しているくらいだから強国であろうし、セレパラとか明らかに手練っぽいじゃないですか。それを差し置いて頂点に立つくらいですからね。
しかして本編では二人ともくろに絶対的に追従しているので、何か価値観をひっくり返すような出来事があったのではないかと。

今まで平和だったビーダ王国が突如侵略戦争を始めたのに、軍内では反発の声が上がらなかったのかと思ったのですが、そういう忠誠を誓っていたからこそ、戦争時くろを止めることが出来なかったのだと思います。 というよりくろが正しいと思っていたのだと。
王の心変わりとくろの行動に対して疑問を挟む余地はあったのですが、くろのすることだから正しいと、ある種危険な忠誠であったのですね。
くろは国王に絶対的な忠誠など持ってなかったでしょうが、自分の目的に都合が良いから従った。むしろ、くろはゴールデンボン王よりダークボン皇帝の方が強い忠誠心を抱いたでしょう。

しかして今になって改める機会がなかったかというとあった訳で、あの時のことを一生悔いるであろうくろを見てると二人も後悔している訳で。

そうなるとみどりの存在ですが、くろが戻ってくるまでの代理と割り切っていたのに、戻ってからも留まることになって心中穏やかではありませんでした。
しかしみどりの方から『自分はあくまで外部の人間、くろが戻ってきてもそれは変わらない』と言われ、そう言わせてしまったことからみどりは信用に足る人間として、くろほどではないですけどもほぼ同等の忠誠を誓っています。

しろに対してはどうなのかというと、やはり忠誠は誓っているのですが、くろに対するそれとはまた違います。あくまで臣下としてですかね。
くろに対して信頼を寄せるようになってからは、年不相応の振る舞いを強いられるくろの様子が心配でしたが、そういった意味でしろと仲良く(二人談)しているのを微笑ましく思っているのです。

くろがしろに対して誓うのは、『共に生き共に死ぬ』覚悟です。
セレスパラスのくろに対するそれも近いものですかね。

紋章編くろとみどりの力関係

どちらが強いのかと問われれば難しいですが、適当に表すなら『三本勝負をしたら、その内一本はみどりが取る』でしょうか。
といってもみどりはくろほど仕合に真剣な訳でもなく、極論殺し合いとは違いますので、相手の実力なり自分のコンディションが分かれば無理に勝ちにいかないのです。
即ちくろが強いという訳ではなく、単に得意分野の違いです。

『軍隊は勝たなければ負け、ゲリラは負けなければ勝ち』という言葉がありますが、性格的にも戦い方にもそのまま表れています。
くろは一対一、みどりは一対多を得意としてます。

それでも親衛隊内ではくろと勝負して勝てる人はいませんから、みどりの実力は相当なものなのです。
逆にくろも一対多で相当な実力を持ってますが、彼の場合正しくは一対一を何連戦、という形になるので、持久力はそれほど持ち合わせていません。

みどりの方が視野が広く、敵の数から味方の状態、陣形・天候・地理状況・相手心理、あらゆるものを自分の武器として取り込み、最善の方法を選択します。
くろはエリートで進んできましたから、経験の少なさも勿論ですけども、『最善』ではなく『最高』の方法を選択します。
それはあるいは犠牲を伴うものですけども、彼にとっては一対一ですから、捨てるものは自分しかない訳です。

しかしてくろは絶大な求心力がありますので、くろを上に据えてみどりが軍師役に納まるとうまく回ります。
策略家いったらジャーなんですけども、ジャーは自分中心の戦略なのでそこがみどりとの違いですかね。

なので、チェス・将棋の類でくろはみどりに絶対に勝てないのです。
親衛隊トップ3は皆相当に強いですが、一番強いのはセレスです。それでもみどりといい勝負はできても勝つことはできません。ジャーとみどりだったらどっちが強いかはわかりませんけども。
さすがに仕合といっても三本に二本負けてる訳ですから、みどりとしても心中そこまで穏やかでもないのですが、ここでくろに勝って溜飲を下げています。

ほぼ全ての分野において長けているくろが負ける相手ですので、嫌でもみどりの実力をわかりきっているからこそ、あの気難しいくろがやっていけているのではないでしょうか。
いつぞやの語りの通り、くろはみどりに対してコンプレックスを抱いているには抱いてますが、『強いみどりに対してふがいない自分』が対象ですので、嫌悪感はそれほどありません。

全部自分でやってしまって、出来ない自分を恥じるくろと、出来ることは自分で、出来ないことは周りに任せるみどりが、幸い得意分野が違うおかげでかみ合っているのです。
なんだかんだで仲良しさんなのでした。

『It’s telling me to surrender to the fight.』

(これで生きて帰れたら、俺は英雄だな)
 俺は柄にもないことを考えていた。少なくとも、常人の考えではない。
 辺りは既に薄く闇に包まれ、敵の数も定かではない。もしかしたらもう視力もやられてしまったのかもしれない。風が運んでくる熱気から、まぁまず二大隊はいるだろうと推測できる。
 たかだか100人ちょっと相手しただけで、息があがってしまうとは。我ながら不甲斐ない。
 相手にとっては俺などただの障害物に過ぎないだろう。しかし、俺にとっては紛れもない戦争であった。
 不意に空を仰ごうとして揺らぎそうになった視線を、俺は瞬きを耐えて先に戻した。
 一瞬でも隙を見せたら、死ぬ。

 あいつは無事だろうか。
 俺はそればかり気にかかる。

 この俺が、自ら捨て駒になろうとは。おかしくて自嘲の笑みすらこみ上げてくる。
 俺がここにとどまったとしてどうなる? せいぜい一歩相手の歩みを止められるくらいだ。時間稼ぎにすらなりやしない。それであいつが助かるとでも?
 あいつが……王子が。その一歩分だけでもいられるのなら。
 間抜けでおっちょこちょいで覚えも悪くすぐ逃げ出すしよく寝坊する。頼りないくせに甘ちゃんで皆を助けようとして抱え込む。王子と呼びこそすれ、威厳も資質もなければその姿は一般人そのもの。臣下として諫言申し上げても右から左で聞きやしない。

 ただ、あいつは俺を『親衛隊長』と呼んだ。
 ならば──。
 俺は槍を構える。

「千の兵でも万の兵でも連れてこい、全部俺がぶっ潰してやる」
 勝機や希望なら既に捨てた。
 多数どころか一兵団、少数どころかただ一人。素人ならそれでも夢を見るだろうが、俺はこの圧倒的な数が、絶対の力であることを知っていた。俺の存在など、無いに等しいのだ。
 ただ一つ、あるとするならば。
「恐れ多くも! 此処に在りしは大陽系十の惑星を束ねしビーダ王国が王の居城!!」
 死の足音が近づいてきてるというのに、鼓動が重なって全く聞こえない。
 我が身唯一にして絶対の、一点の曇り無き誇りを腹の底から、叫ぶ。
「親衛隊長の命に懸けて──」
 さぁ、別れの挨拶はどこでしようか。

word by 「Web of Night (English Version)」 T.M.Revolution

紋章編くろの忠誠・余談

くろは忠誠に対して見返りを求めています。
『信じてもらうこと』です。それ以上のものはいりません。

くろの護る理由を挙げてたらキリがないのですが、最終的にしろを王様にしたいのです。
自分が認めた相手というのもあるし、自分を追い越されたくないのもあるし。
周囲にしろが昼行灯のように思われるのが何よりも嫌なのです。

でもしろが周りを必要とするからこそ良い王様になれるのだろうし、彼がくろを必要としないことはないのだろうと思います。
だからくろは、いつまでも昼行灯なしろを仕方なく思いつつ世話を焼くのが幸せなのです。
タブンネー

紋章編くろの周辺

しろはくろの葛藤(己の忠誠心)には気付いておりません。
というのも、しろの知っているくろが既に葛藤している状態だったからです。

本編冒頭でしろがくろに対して敬語だったことから、しろがフレンドリーであったとしても、そこまでお互いを知らなかったと思われます。
多分くろの事だから『主が臣下に対して馴れ馴れしい口調で呼ぶのはどうか』と、あくまで立場上の付き合いだとしろを突き放していたのではないかと思います。

仲良くなったもとい距離を縮めたのは本編以後になるので、これがくろの普通の状態だと思って、しろは気付きません。
もし吐露することなどがあった時、くろが他人に厳しく自分にもっと厳しいのは理解しているので、言動の端々にああそうかもしれない、と思いかえすのです。

ただしろに気にかけられたらくろはもっと気にするので、気付いてくれない方が平静を装えるのも事実。

みどりですが、彼は彼でくろにコンプレックスのような感情がありまして。
彼も余所者ですから精一杯役に立とうとしているのですが、くろという無欠の前例があるので、どれだけ出来たところで当たり前のように思われてしまう。
みどりはくろより内務的な仕事が出来ますが、それはみどりが無駄を省いて合理的にこなしているのであって、何でも仕事を拾っているくろの方が実際の仕事量が多いのです。

彼の忠誠も絶対であるのですが、忠誠心は競うものでないにせよ、くろには敵わないと思っているので、自分の忠誠心に対してやはり懐疑的です。

ただ彼も割と苦労してきているので、割り切っているといいますか、今は達観しています。
遠くない将来多分くろと同じ時期に彼にも試練が訪れるかもしれない。

そしてビーダ王国他の面々ですが、彼らは全くくろが言うところの『裏切り』を気にしておりません。
最初は土星まで征服したヒーローであったし、結果それが邪悪なる意志によるものだったとして、最終的には大陽系を救ったからです。平和な国なので人々の気性も寛容です。
逆にそういうところがくろにとって内心怖いのでありますが。

くろに近いセレスパラスなどは、くろの性格も把握しておりますので、『まぁくろボン隊長ならそう思ってそういうこともするだろうな』程度にしか思っておりません。
むしろ負い目を払拭せんが為に若干無理しているように見えて少し心配しております。部下の心上司知らず。
ゴールデンボン王なども若いくろを心配している訳です。

だから悩んでいるのはくろとみどりだけなのですが、くろは本人必死で隠しているように見えて余裕がないのがバレバレなので周りに気にかけてもらえるのですが、みどりはそこまで思いつめないにしろ周りにはまったく悟られない(ようにしている)ので、つらいのはみどりの方かもしれません。

ただ、くろボンさんに余裕がないのは周囲にバレバレではありますが、原因は理解されていないので、解決するに至らないのです。ゴールデンボン王は薄々気づいているかも。
早く出世しすぎた故の弊害というべきなのでしょうが、そういう理由もあって平和なこの国に二人の防衛部隊トップがいる訳ですが、くろにとっては良い影響も大きいですが悪い影響もなくはないです。
でも差し引きみどりの存在は大きいと思います。

みどりの試練ですが、くろの試練は確信を得るのに対し、みどりは懐疑的なまま半ば賭けにでます。
ここで守れたら本物だと、ここで倒れるなら贋物だと。
みどりの忠誠は本物だと思いますが、倒れるか立っているかは想像が巡りません。

紋章編くろの忠誠

実際くろは『王子』に忠誠を誓っているのではないのですよね。
王子としては認めていないけど、しろ個人としては認めている。

自分が認めた存在であるしろを守る立場にあるのならば果たすまで、それが結果的に忠誠と呼ばれているだけのこと。

出会った頃のくろとしろの関係ですが。
くろとしろは歳も一緒だろうけど、くろにとってしろは主君であります。
が、歳が近いが為に、どうしても比べてしまう。
自分は親衛隊長として役目を果たそうとしているのに、自分より能力が劣っているようにしか思えないこの主君に尽くすのかと。

形式上の忠誠を誓っていたとして、内心はくろはしろを見下していたと思われます。
もっともくろが異例の出世であるので、この不均等はくろによるものなのですが。

でもってしろにとってくろは臣下ですが、歳が一緒で立場的にも目下、しろ自身もそこそこに幼く、大人ばかりの地球宮でくろの存在は貴重だった訳です。
なのでしろはくろに対して友人のように接する訳ですが、甘んじてしろに忠誠を誓う立場のくろとしてはなかなかに堪えがたいことだったようです。

とはいえくろにとっても同年代の友人がいなかった訳ですから、しろの存在は『守備隊長』としてでなく『くろボン』としていることが出来る貴重な機会でもあったのです。
同年代に限定せずとも友人がいなかった可能性もありますが

そして本編内で紆余曲折あって、やっぱり王子としてはへっぽこぴーだとしてしろボンとしては認めるようになる訳です。
それから前回のくろの葛藤が始まります。

友人というならしろよりみどりの方が近いです。
ただ葛藤の一因でもありまして、途中から地球宮で同僚となるのですが、周りからの信頼も厚く仕事の能力も高く、かといって本人に偉ぶったところはなく、くろも認めざるを得なかったのです。
自分が留守の間しっかり仕事もこなしていたし、何よりしろが懐いているので、劣等感を抱くと同時に自分の必要性について懐疑的になってしまいます。

途中から入ってきたみどりが何故こんなに信頼されているのか。
自分とみどりの何が違うのだろうと考えた時、自分は裏切ったからなのだと。

正解は『経験』で、くろは下積み時代が皆無だった為の違いなのですが、しろを認めた今となっては罪悪感だけが募り、他の原因が思い当たらないほど追いつめられます。

しかしながら、くろが物理的に絶望的危機に追いやられた時に、ようやっと悟るのです。
必要とされることが存在意義なのではなく、必要とすることが存在意義だと。
たとえ自分が隊長でないとして、忠誠が偽りだとして、弱かったとして、自分が守りたいと思うならばそこに存在理由はあると。『我思う、故に我あり』ですね。
自分の認めた対象を、どういう理由であれ自分が守ることができるのならば、これほど面白いことはないと。ましてその相手が自分を『隊長』と呼んでくれるのです。
こうなった時のくろは手がつけられません。

紋章編くろは起伏が激しいけどどん底を乗り越えた後は歴代最強になるんじゃないでしょうか。背負っているものが大きいですもんね。

しかしそこまでたどり着いたとしても、あくまでくろにとっては主君以外の何物にもならないのです。
しろにとってくろは臣下である以上に友人であるとしても、そういう接し方を求められて一時的に友人を振る舞うとしても。
良き友人ではないけれど、良き臣下であろうと思っているのです。
なんだかんだで幸せなのです。

ところでしろはあくまで『王位継承者』なので、直接の指揮権限はゴールデンボン王にあります。
くろはゴールデンボン王を王様として認めているし、また忠誠も誓っています。
ただ彼が尽くすのはしろボン王子ただ一人なのです。

紋章編くろのアイデンティティ

紋章編くろって自分が必要とされたいんじゃないかと思いまして。

紋章編のくろは結構な豆腐メンタル(というmy設定)です。
精神的な強さだとBC編くろ>>>Vくろ>>>>>紋章編くろでしょうか。
Vくろは吹っ切れた後の強さが素晴らしく揺るぎない。
紋章編くろは強いものにはとことん強いけど弱いものにはとことん弱い。

なんだかんだいって、紋章編くろはしろに忠誠を誓ってはいます。
最初は隊長の役目としてしろを守ってました。心からの忠誠というと疑わしいですが、自分が『守備隊隊長』を名乗るからには王子を守るべきだという、ある程度割り切った考えからです。
最終的には心の底でしろを王子として認めるまでになります。

しかし、そうなると不安になる訳です。
自分が尽くしてるのは、『裏切り者』の負い目を拭いたい為でないかと。
自分の忠誠も、実はまったくの嘘ではないかと。

単純な戦闘能力でいうところの強さが必要とされなくなった今、王国を守り抜くことが彼の強さの証明であり、存在意義となりました。
が、自分の忠誠も偽りだとするならば、自分の存在理由はなんなのだろうと。
そもそも平和なこの国において、強さを求めた自分は異端であり、必要とされる理由がわからない。

才能があった為に周囲から期待され、それに応えることで存在意義を確立していったくろにとって、必要とされなくなくなったならば、存在する意味がなくなる訳です。

なんで裏切ったのかと問えば、平和な王国ではこれ以上の強さを望めず、強さが存在意義の彼にとっては危うかったのかもしれません。

王子に対して辛辣なのは、常に彼より上の位置にいることで、王子に必要とされる存在であろうとするのが透けているのかもしれません。自分を負かした相手で、唯一認めた相手でもあるから、自分を越してほしいと願っているにも関わらず。

それが遠い未来であるなら、くろも考え方が変わって心から王子の成長を祝えるでしょうが、それが近い将来であるのなら、しろが軽い気持ちで『もうくろボンに教わらなくたって平気だね』と言ったならどうするんでしょうね。

忠誠というか依存というか、なんだかんだいって王子を構っているのも、実は自分の方が構ってもらいたいからなのです。
態度がきついくせに放っておかれると縋るのは、BC編ジャックと一緒ですね。

忠誠を誓う相手がいる、という点ではVのみどりと同じだし、みどりも自分が(職業的な意味での)騎士という立場をはく奪されることを恐れていますが、みどりはそれでもあかを一生の主人として守り抜くのに対し、くろはしろから隊長の座を罷免されたらやめてしまいます。それが休んでほしいという心遣いでも。

結局のところ、くろのしろに対しての忠誠は絶対なのです。
言葉では表せないけれども、行動で示す場面が訪れたら、死ぬ気で王子を守ってみせます。
『死ぬ気』ってことは死亡フラグを立てておきながら折るということです。
惚れた弱みならぬ認めた弱みです。

でもってしろのくろに対する信頼は絶対のものです。
だからくろがそんなに思い悩む必要はまったくもってありません。
しろはくろが負い目を感じていることすら気付いていないので、至って普通の態度で接していますが、それがくろからすれば淡白に感じるようです。

簡単に言えばくろが一人で思いつめてるだけです。

BC編くろもVくろも本編の中で危機を乗り越え成長していっているので、紋章編くろの強さの真価が問われるのは本編以後でしょうね。
なんてったって大陽系十の惑星を束ねるビーダ王国の親衛隊長ですから。

プラネットエンブレムの謎

漫画版で、プラネット設計図を10の惑星に分けて伝送したはずなのに、当時地球にいたはずの金ちゃんとくろが受け取ってるのは何故なんだろう。
まあ、金ちゃんは太陽(or他の惑星)から指令出してたって解釈も、無理くり出来なくはない。
ただ、くろとしろは同じ空間にいたのは確定なので、これがどうにも謎。ツッコむだけ野暮なのか。

あとは、冥王星がブラックホールになっちゃったのに、どうして力を引き出せたのかも謎。
エンブレムが転送された時点で星が存在していたからなんでしょうか。エンブレム自体に力が宿ったってことで

アニメだと、設計図が飛んできたのはちょうど戦艦に乗ってる時ですよね。隊長もシビシビしたはずなのに、誰も心配しなかったんだろうか。シビシビに耐える隊長いいね
いやまぁ心配しただろうけど、作戦中だし所見異常なしだったから続行したんでしょうね。

でもあの時地球に帰還して原因をちゃんと解明していれば、くろを前線に出さないことで、シャインボンバーフォートレスの発動を阻止できたんじゃないだろうか。

プラネットエンブレムの発動条件が『危機に陥ること(及び同士との接触)』だとすれば、しろのピンチにあおあかきいろが覚醒したのに対し、攻勢側とはいえセレスパラスのピンチでくろが発動しなかったのは上手いですね。

そうなると、みずいろがいつどうやって発動したのかはちょっと不思議。みどりはネレイドで防衛戦してただろうし、条件は満たしそう。
しろ達が来る前にボンバーボンバーで水星守ったりしてたら胸熱じゃないですか?