魔法少年くろか☆マギカ

『魔法少女まどか☆マギカ』の魔女システムが、くろに適用されたらと考えたことがある。そもそも少女じゃないのは気にしない。
魔女システムはまどマギの重大なネタバレなので気を付けてね!

第一に、くろが人智を超えた存在に願うかという疑問はありますね。降って湧いた力で強くなるより、自らの努力によって力を得るのを良しとしそうなんで。
となると、宇宙規模の危機、それこそプラネットエネルギーが必要な状況でしょうか。
自分一人ではどうしようもなく、初めて神に祈る。

願いは『圧倒的な力が欲しい』。
まどマギは願いに応じて魔法が手に入りますが、くろの場合は『斥力』かなと。『圧倒的』=『誰も寄せ付けない』という解釈。
魔法によって宇宙を救いますが、次第に人々からも畏怖されていきます。力を振るえば振るうほど。

やがて人の済む世界に居場所をなくしたくろは、孤独の中で悟ります。
本当は、力が欲しいのではなかった。ただ誰かを守りたかった。誰かと共に居たかった。
望みに気づいたと同時に、失われたことにも気づき、反転して魔女化します。

姿は風船。風船の魔女。
くろって破裂しそうな危うさを持ってるじゃないですか。絶望により破裂した、あるいはしおれてしまった。
ポケモンのフワンテみたいな感じ。

性質は孤独です。傍観でもいいかもしれない。
人のいる方へ寄っていくんだけど、誰にも気づかれず、力尽き墜ちてしまう。

救いがあるとしたら、限界のギリギリ手前、くろの理解者が現れて、お礼を言うんです。
ああ、自分のしたことは無駄じゃなかった。しかし自分の存在は、この守りたい人々すら犠牲にしてしまう。
で結局絶望するんですけど。救いとは。

くろは闇落ちしないのが基本的な自説ですが、唯一これだけは例外です。
絶望シチュエーション、情緒がぐっちゃぐちゃになるんですが大好きです……。