紋章編くろとVくろの違い02

紋章編くろの変わり身が取り沙汰されるけど、Vくろの心変わりも大概だと思うんですよ。
紋章編くろは、敵サイドにいたけど、しろのことはある程度認めていたじゃないですか。反対に、Vくろは、味方サイドにいながら、しろのこと一切認めてなかったじゃないですか。外人4コマ並みの即オチっぷり。
もしかしてくろボンさんは惚れっぽいのでは? と邪推したくなる。

両者の違いは、紋章編くろがラストしろ達と友好を築いているようなのに対し、Vくろは、何事もなかったかのように振る舞っているところですね……。形状記憶ツンデレかよ……。だがそれもいい
最初は自分からも歩み寄ってたんだけど、ハイスペック故に、周囲から勝手に離れていっちゃたんかな。

紋章編くろVくろの両者とも、強さを渇望した身ですが、そのベクトルが違う気がするんですよね。
紋章編くろは、当初は純粋な動機だったけれど、次第に己の生きる手段、目的へと変化した、いわば『利己的』。
対してVくろは、誰かを助けたいという理由を、いつしか見失ってしまったけれど、奥底にはそれが根づいてる、いわば『利他的』。

Vくろは現実を知ってなおアイディアリズムに生きてるのかもしれない。現実と向き合えないだけかもしれないけれど。
そして理想を捨て現実に生きることにしたのが紋章編くろ。
くろにとって強さは幻想の力であり、紋章編くろにとって強さは現実の力である。
Vくろに比べて紋章編くろの方が、自分だけでなく他人の生き死にが多く間近だから、合理的で現実的になるんだろうなあ。

紋章編くろは、Vくろに、「未熟な理想が身を滅ぼす」と忠告し、Vくろは、紋章編くろに、「理想を捨てた身など存在する意義もない」と言い放つ。
……あー逆でもいいかもこれ。

曲がりなりにも人の上に立っているのと、単独行動を貫いてる身の違いもありますね。
出世するたびカリスマを増し、人心を掌握していった紋章編くろと、正反対のVくろ。
Vくろが出世欲うすそうなのに、紋章編くろは野心バリバリっておもしろいな。というか、BC編くろも降臨編くろも、名声とかにとんと興味がなさそうので、紋章編くろが異端だとも言える。

己が弱いと認めるのが恐怖、ってところは共通してますね。
さらにVくろは、仲間が出来る→頼る→自分では(何も)出来ない→弱い という考えがあるからややこしくなってる。
この辺紋章編くろは、仲間≒部下→俺の力 くらいに思ってるから、柔軟性はあるけどトラブルの火種にもなる。

多分ねー、Vくろにも協調性の意識、自分が外れているという自覚はあると思うんですよ。だからこそ、勝手な行動をとってなお、助けようとしてくれるしろ達に、かばったり仲間発言したりする訳で。
仲間発言した時も、かばった時も、合体を承諾した時も、合理的な判断に基づいたんじゃなくって、自分の感情優先させたっぽいのが、最っっっ高にエモいんですよね……。

え? もしそういう経緯があったと仮定すると、時々素がポロッと出てるってこと? なにそれ好き
待って? マーシャル星のちびっこ達が懐いてきたら、返報性の法則にしたがって、くろボンさんも仲良くしてくれるの? 笛のお兄さんしてくれるの?