兄弟愛の果て

双子は基本兄弟愛として仲良くしてるといいなーと思うんですが、あえて自分の志向をCP的に分類すると、くろ←←←ジャーかなと思いました。見せかけくろ→↑ジャーなんですが。
双子の仲が悪いパターンもありますが、その時もやはりくろ←←←ジャーですね。

ジャックはくろに対して冷たいことがありますが、『好きだからいじめる』みたいなもので(若干語弊あり)、からかうと面白いし何より気心が知れてるからそういう反応をしています。ここらへん(天邪鬼なところ)くろと一緒でやっぱり双子。
ジャックが意識しているかは分からないですが、やっぱり兄さんの事が好きな訳です。

が、ジャックには空白期間があり、兄さんはその間しろ達と一緒の思い出があります。空白期間はくろも辛い時期ではありましたが、思い出で相殺されるのに対して、ジャックは嫌な思い出しかない(あるいは記憶がない)。
この空白期間の違いが、ジャックには妬ましくてたまらない。

『自分の好きな相手が別の相手と友情関係にあると嫉妬する』事はなく、ジャックはしろ達の中に溶け込んで新しく楽しい思い出を作るんですが、その傍らには兄さんがいる。
小さい頃から一緒で、これからも一緒。双子と言えど別の人間だけれど、同じように過ごしてきた。なのに、たった一つの出来事で、埋められない差がついてしまった。これからも一緒にいる限り、この差は埋まらない。

その兄さんが自分を大切に思っているか、と言えばそうとも言えない。
ジャックがくろに対してそうであるように、くろも基本人に対して無愛想ですが、心の底ではそこまで邪険に思っていない。
自分が一番でいたいとは思ってないけれど、ないがしろにされている気がして嫌である。

これらの思考が臨界点を超えると、ジャックが狂気の沙汰に走ります。

いきさつはどうあれ、ジャックはくろに助けられた訳ですから、くろを恨むのは筋が違うとも思いましたが、その救われた結果は現実のギャップ。兄さんは英雄になっていいかもしれないけど、自分は、と不条理に激昂している。
完璧すぎる存在には激しく反発したくなるものです。

ジャックにとって『双子であること』がアイデンティティーであるんですね。『双子であること』=『限りなく近似している別人』。
だから違う存在になりつつある兄さんが許せない。

ジャックの記憶の中では常に兄さんがいるのだけれど、くろの記憶の中には弟がいない時期が存在する。そして弟がいなくても平気だった(≒乗り越えた)、すると自分の存在意義は? と自問する訳です。
もし仮に自分がいらない存在だとして、『双子』でいるならば、それでも繋がりがある。しかし、兄がこのままで居る限り、同じ存在ではいられない。

自分はこの世界にいらないのではないか?
それを認めたくない故に、狂気に至る。

そんなジャックが好きです。

くろのヤンデレ(? デレがないかもしれない)ルートも妄想の範疇ですが、ジャックヤンデレルートとは同時成立はありません。
というか二人で病んだら世界終わるよね。

仲良い双子も好きです、仲の悪い双子も好きです。