くろボンの孤独02

漫画版くろジャの話をすると、「ひときわ可愛がってくれた」の言から、「両親がいてなお」の枕詞を感じるんですよね。誰かと比べてひときわ、って。
そのあと、「研究所に遊びに来ていた」ともあるので、両親と暮らしていた家があったのかもしれない。

となると、どうしてくろは独りになったのか。

もし両親が存命なら、彼らの父親(プロフェッサーじいちゃん)が亡くなり、息子(ジャック)も行方不明。親はくろを手元に置いて離さないと思うんです。よくわからん邪悪なる存在(ダークビーダ)に関わらせないように。
ただ、くろの性格からして、ダークビーダを許せないでしょう。目の前で見てしまったから余計に。
となると、くろは家出したか、勘当されたか。

あの世界、子どもが一人暮らししててもおかしくないですしね。きいろ兄やんもバイト生活ですし。生活保障とか手厚いのかな……。
きいろが食い扶持稼いでるのは、「人様の世話になるかい!」って気概っぽい。

あるいは、両親はすでに他界していて、親戚や施設に預けられていたという可能性もある。

アニメのくろジャの両親は、すでに他界してるんでしょうね。でなきゃあんな辺鄙なところに連れてこないだろうし。
タイミングとしては、シャドリンが造反したあと、グレリンが離れたあとでしょうか。双子の顔は見たことないって言ってたし。
くろは両親と弟と祖父を立て続けに失ったことになりますね……。

じいちゃんのことだから、「誰かを頼りなさい」って助言は遺してたと思うんです。にもかかわらず、くろはなぜ独りでいるのか。
「力を合わせる? そんなもの、俺は信じちゃいない」という台詞から察するに、裏切られた経験があったのかもしれません。

あー、これ、もしかしてシャドリンだったりする? グレリンは会ったことなかったけど、シャドリンは言及なかったしなー。写真で見たことがあった、というのもありそう。
身近な人でさえ裏切る。誰も信じてはいけない。
そうだとしたら、最後許したのすごいな。人間出来すぎてる。

話戻して、素直なしろたちでさえ、ダークビーダの存在を信じていなかったので、他の人に話したところで、信じてもらえなかったのは、想像に難くないでしょう。
あとは、ジャックがさらわれたことにより、巻き込んでしまったじいちゃんの後悔を、一番近くで見てたからかもしれない。
言ったところで信じてもらえないし、信じてもらえたとして、迷惑をかけてしまう。
結果、皆を遠ざける。

バーボンも、ビジネスライクな付き合いではあったものの、一人の大人として、くろのこと心配してただろうなー。
なんだかんだ、しろたちをもてなしてたのも、くろの仲間としてだったんじゃないか。

ヒリューちゃんをあっさり迎え入れたのは、あれだけボッコにされながら、「弟子になりたい」っていう気概を、信用に足ると思ったんでしょうか。
ビーダロンだし。戦力になるし。ドジっ子だけど。
もともとくろがカッコいいもの好きってのもあると思う。押し入れからマフラー引っぱり出してくるくらいだもの。